甲子園に行ってきました。

甲子園に行ってきました。初めて行ったのは夏の高校野球のときなので、阪神戦を見に行ったのは今回が初めてです。30年以上生きてきて初です。
この時点で勘のいい人は気づいているかもしれませんが、朴は熱烈な阪神ファンではないです。何なら、野球は好きですが、阪神ファンですらないです。
ただ当日は、甲子園駅に着いた瞬間から、いや、甲子園行きの電車に乗っている段階から、わくわくが止まりませんでした。

今この時代を象徴する野球選手といえば、大谷翔平選手。野球に詳しくない人でも名前くらいは聞いたことがあるかと思います。
朴も、大谷選手の活躍は主にYoutubeで日々追いかけています。
去年、茨木本校の生徒二人組が「大谷が50-50達成したらしいで!」「マジか!すげー!で、50-50って何?」という会話をしていたのには笑ってしまいました。
大谷翔平選手ほどとまでは言いませんが、朴が小学生のときにもスター選手がいて、松坂選手や新庄選手に憧れてグローブやリストバンドを身につけて公園で遊びまわっていました。(結局、中学ではサッカー部に入ったことは秘密です。笑)

大阪難波から甲子園に向かうため阪神電車に乗ったとき、おじいちゃんに連れられている野球帽をかぶった少年を発見しました。これから観る試合に胸を躍らせているのかなと、微笑ましかったです。尼崎で乗り換えてからは、見るからに阪神戦を観に行くんやろなという人たちがほとんどで、近本選手、大山選手、森下選手、佐藤選手など、選手のユニフォームを身につけている人ばかりでした。

ここから、妄想が止まりません。大学生らしき友だちグループを見ても、熟年夫婦を見ても、家族連れを見ても、「今ではしゅっとした大学生やけど、小さい頃は朴と同じようにスター選手の真似して野球して回ってたんかな」とか、「もともと野球は好きでもなかったのに、周りの熱に影響を受けて、いつの間にか阪神ファンになったんかな」とか、「この子は試合観戦して、もっともっと阪神を好きになっていくんやろか」とか、甲子園駅に到着してからも人間観察をしてるだけで、懐かしい気持ちやら、これからの試合に対する期待感やらで高揚し、チケット代のもとが取れた気になれました。

いざ試合開始。はじめは朴の目の前の席もいくつか空席がありましたが、仕事や他の予定で遅れて観戦しにくる人も多く、試合中盤には見渡す限り満席でした。中にはぎゅうぎゅうの座席の中、スーツ姿で杖をつきながら席に向かうおじさんもいて、そうまでしても阪神戦を観に来るその熱意に驚かされました。そして中野選手、森下選手の連打で鮮やかに先制したときには、ファン全員が立ち上がって右も左も前も後ろも関係なく一緒に喜び合っていて、その様子は美しくすらありました。これだけたくさんの人がいて、年齢も経歴もバラバラなはずなのに、阪神の応援というただ一つの目的で一体感が生まれ、あの日あの瞬間は、朴も阪神ファンになった気持ちでした。

また、世間一般には「阪神ファンはガラが悪い」というイメージがあるようですが、決してそんなことはなく、先述の杖のおじさんが座席に向かうときには皆が足をひっこめ、おじさんが歩きやすいよう体を支えてあげる若者もいました。また、売り子の方からお酒を購入するときも、座席のみんなでバケツリレーのようにお金やスマホとお酒を回していました。あの様子を見てガラが悪いと思う人は一人もいないはずです。

試合自体は、初回の先制点だけで、その後はチャンスもなく阪神ファンからすると面白みのない試合で、終了後すぐに帰路につきました。それでも電車の中では試合の話で盛り上がりましたし、一緒に観戦した阪神ファンのアシスタントくん(試合中、当たり前のように応援歌を歌ってました)が「楽しかったっすね。また行きたいっす。」と言っていたのが印象的でした。負けてもなおこの満足感。いやはや、阪神の魔力、恐るべし。

今回の阪神戦・阪神ファンに魅せられて、阪神ほどとは言いませんが、KEC茨木本校も、通っている生徒が「KEC楽しいで」と言ってくれ、卒業した生徒たちも、在籍した時期は違えど「KECにあんなおもろい先生いたよな」と居酒屋で盛り上がれるような、魅力ある塾にしていきたいと感じました。「卒業してからでもふらっと立ち寄りたくなるような塾」を目標に、朴自身が日々勉強して成長しながら、真剣だけど楽しい校舎の雰囲気をつくれるよう、努めていきます!

最後に、誘ってくれたアシスタントくんたちありがとう!

あれは1992年・・・

こんにちは。KECの塾予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
阪神タイガースの38年ぶりの日本一,盛り上がりましたね。
社長以下,阪神ファンが多いKECも,大いに盛り上がっています。


※パインアメです。

令和になってからはずっとAクラスのタイガースですが,平成の前半の頃には,低迷していた時代もありました。
そんな中,1992年,亀山選手や新庄選手などの大活躍により,あと一歩で優勝というところまでいきました。
あの年もなかなか盛り上がりましたが・・・
その1992年,東京大学の入試の数学の問題で,おもしろい問題がありました。

みなさんは,「じゃんけんグリコ」ゲームをしたことはないでしょうか?
2人でじゃんけんをして,グーで勝てば3歩,チョキで勝てば5歩,パーで勝てば6歩進める,というルールで,先にゴールした方が勝ちになるゲームです。
(今なら,パーは「パインアメ」で5歩が良いかもしれませんね!)
この年の入試で,じゃんけんグリコゲームの最適な戦略を求める問題が出題されたのでした。
子どもの頃に遊んでいたゲームが東大で出題されるなんて,なかなか興味深いですね。

さて,創立50年近くになるKEC。
タイガースの低迷期どころか,38年前の日本一も見つめていた歴史あるKECでは,現在,「転塾キャンペーン」を実施中!

もちろん,転塾生でなくても入塾は可能です。
入塾をご検討している方向けに,授業体験学習相談会も受け付けています。
ぜひ,この機会にKECで志望校に向けての最適な戦略を練りましょう!

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