高槻本校の大学合格速報その1

こんにちは。KECの塾予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
もうすぐ冬至ですね。
受験生には短く感じられるこの冬の時期。
勉強が大変で時間が足りないというだけでなく,実は,物理的に冬は短いです。
というのも,北半球で春分→夏至→秋分の日数と,秋分→冬至→秋分の日数を比べると,実は,冬至をふくむ後者の方がちょっと短いです。
これは,地球の公転軌道が楕円であることが関係します。

・・・と,こんな感じで受験生にとって大変な季節ですが,高槻本校には,大学入試の学校推薦型入試(公募推薦・指定校推薦)や総合型選抜の結果が続々と届いています。
12月10日現在で合格報告があったのが,のべ58名
今のところ特に多いのが龍谷大学で,合格者が17名います。
他にも,京都産業大学や摂南大学の合格者が各6名など,塾生みんな頑張りました。
また,指定校推薦などで関西大学に3名合格,さらに,海外の大学に合格した生徒もいます。
今後も報告が増えるはずなので,合格の人数も増える見込みです。
※高槻本校のみの実績です。

そんな盛り上がるKEC高槻本校では,現在,冬期集中講座の受講生を絶賛募集中。
高校2年生の開講科目も充実しています。
高槻本校自慢のミルクの英語「英文解釈」「英文法」を開講します。
理系科目で中心となる数学では,復習ができる「リスタート数学」や難関大学にむけた実践力を鍛える「数学冬の陣」を開講予定。
国語で得点源にしたい古文では,「古文文法」のまとめ講座もあります。
もちろん,高1や中学生,小学生の講座もあります。
短い冬の間にきちんと勉強のサイクルを作って,受験学年を迎えましょう!

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見えてくる

こんにちは。KECの塾予備校部門,高槻本校の理科担当の川渕です。
先日,10月の英検の2次試験の結果が返ってきました。
高槻本校から受験生した小学生,中学生,高校生からも多数合格が出ました。
以前のブログでも紹介しましたが,大阪府公立高校入試では英検を持っていると有利になります。
文理学科を始め上位校を狙う小中学生は,先を見越して英検の学習を早めに始める人が多くなっています。

中学生は,英検だけでなく後期中間テストも終わったところ。
今回のテストでも,頑張った高槻本校の塾生。
数学のテストで90点越えが数多く出ています。
中3の今回のテストでは,2次関数が範囲に入っていた学校も多いようでした。
2次関数のグラフと言えば,放物線。
折り紙で放物線に近い線を表現することができます。

高校で習う数IIIでは,放物線の定義を「定点Fと,定点Fを通らない定直線lからの距離が等しい点の軌跡」と習います。
その性質を利用して,こんな感じで折っていきます。
まず,定点Fを決めます。

紙の端を定直線lとして,Fからの距離とlからの距離が等しくなるように折っていきます。

紙の端とFが重なるように折ります。

繰り返すと・・・

折り目を線でなぞると,放物線が見えてきました。

こんな感じで小ネタの収集に余念がないKEC高槻本校では,来年,中学1年生になる現小学6年生の保護者の皆様を対象に「新中1進学説明会」を実施します。

来年の4月に中学生になる現小6生の保護者様を対象に,中学での学習法や入試情報等についてご説明させて頂きます。
高槻本校では,12月10日(日)10:30~12:00で実施します。
中学生,高校生としての過ごし方が見えてくる説明会ですので,ぜひ,ご参加ください。

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動く放物線

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
高槻本校の休校期間は,8月14日(日)~17日(水)の4日間です。
※KEC各校で開校状況は異なるのでご確認ください。
※高槻本校の開校時間は,こちらを参照してください。

お盆明け,高1の数Iを担当する私は,準備に余念がありません。
数Iの2次関数で,なにかと躓く人が多い,動く放物線をScratchで再現してみました。
y=a(x-t)2+q (a>0) で,xの定義域が-1≦x≦1のとき,最大値,最小値がどうなるかってやつです。
放物線の軸x=tの位置により,5つの場合分けになります。


 
今回は,コードを書くのに結構苦労しました。
場合分けって,大変ですね。
ただ,大阪府公立高校入試の数学が図形多めなのに比べ,大学入試の数学はグラフを使う問題が多めです。
ここをしっかり乗り切らないと,今後,苦労することになります。
高1のうちに,しっかりとイメージを掴んでほしいところです。

こんな楽しいKEC高槻本校では,夏期講習の受講を若干名受付中。
お盆明け,第3タームは8月19日(金)に開講します。
私が担当する高1の数学をはじめ,小学生・中学生・高校生の講座はまだまだ残っています。
高槻本校は8月18日(木)から通常通り開校しますので,ご興味がございましたら,ぜひ,お問い合わせください。

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放物線の焦点

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
高槻本校では,6月6日(日),13日(日)の2週にわたり,能力診断テストを実施します。
先日,担当している高1の塾生から「能力診断テストに向けて,練習プリントが欲しい」のと申し出がありました。
そういう申し出は大歓迎しています。

高1の上のクラスでは,現在,2次関数を学習しています。
2次関数のグラフは放物線になりますが,放物線のことを英語で何というか,ご存じでしょうか。
 
 
答えは・・・
 
 
parabora[パラボラ]です。
この名前,聞いたことはないでしょうか。
衛星からの電波を受信するのにつかわれる,中華鍋のような形のアンテナを「パラボラアンテナ」といいますが,そのパラボラです。
中華鍋のような形は,放物線が軸で回転することでできています。
回転してきる面を放物面といいます。

放物面には,「中心軸に平行にやってきた電波が,放物面で反射すると一点(焦点)に集まる」という性質があります。
焦点といえば,先日,楕円の焦点をスクラッチでプログラミングして描きました。
今回は,スクラッチで電波が焦点に集まるようすを描いてみました。
あやしいUFO(?)が放物線を描いた後,黄色い電波がとんできます。


 
数IIIで2次曲線を習った人はご存じだと思いますが,放物線上の点は,準線までの距離と焦点までの距離が等しいです。
電波が直進して準線に達する時間と,放物面で反射して焦点に達する時間も等しくなります。
そのため,微弱な電波でも効率よく受信できます。

また,焦点から光を出すと,黄色い線を逆にたどって軸に平行な光がとんでいきます。
車のライトや懐中電灯は,放物面を利用して遠くまで照らせる光を出しているそうです。
身近なところで数学の原理がいろいろ使われているものですね。

そんな楽しい2次関数ですが,高1の場合,高校によってはそこまで学習が進んでいない場合があります。
そのため,高1の能力診断テストの範囲には含まれていません。
この機会に,学力を知りたい一般生の皆様は,安心して受験してください。
※能力診断テストは一般生の方の受験を大歓迎しています。

楕円の焦点

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
最近,消毒ばかりしています。

私の担当は数学・理科なのですが,たまに,それ以外の科目の質問を受けることがあります。
先日,現代文の文章で「楕円の2つの焦点」というのが出てきたそうです。
そこで,「楕円の焦点って何?」という質問を受けました。

数IIIで2次曲線を習った人はご存じだと思うのですが,楕円は「2つの定点からの距離の和が一定である点の軌跡」です。
その2つの定点が焦点,と説明したのですが,あまりピンとこないようす。
そこで,ひもを使って説明しました。
ひもを押さえている2本の指が焦点を表します。


※ひもが若干たるんでしまった・・・

これでイメージをつかんでもらえて一件落着。
なのですが,せっかくなので,このようすをデジタル化しよう・・・
ということで,scratchで描いてみることにしました。
右上の猫のところに,楕円と2つの焦点が表れてきます。

 
こんな感じで,質問に対してはいろんな手段(?)で答えています。
特に,今回は,いつも以上に真摯に答えました。
それは,質問してきたのが,私の妻(国語担当)だったからです。