実践!

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
能力診断テストの一斉受験日が終わり,夏期集中講座の準備の真っ最中です。

ところで,先日,ブログに唐突に出てきた上の画像。
これは,木の高さを見積もる方法を表した図です。
江戸時代の数学書「塵劫記」に出てくる絵を参考にして描きました。
木の高さを測りたい人が体を直角に曲げ,見上げる角度が45度になるようにしています。
45度を作ることで木を1辺とする直角二等辺三角形が出来るので,下の図の青線どうしの長さが等しくなります。
自分と木の間の距離を測れば,それで木の高さを表しているという理屈です。

これをやってみようと思ったのですが,残念ながら,身体が硬い私には無理そう・・・
ということで,塵劫記に紹介されている他の方法で試してみました。
紙で直角に等辺三角形を作ります。
※おもり(小石)を結び付けているのは,水平をわかりやすくするためです。

この紙を利用して,見上げる角度が45度になるようにします。
上のイラストと同じように,直角二等辺三角形の性質を利用して高さを測ります。
木の高さを測るのも何なので,KEC高槻本校の高さを見積もることにしました。

通行の妨げにならないように,慎重に移動しながら撮った写真がこちら。

この写真の位置からKEC高槻本校までの距離ですが,道路を横切って測るのは危ないので地図上で調べたところ,およそ17m。
ということは,KEC高槻本校の高さは,視線の高さ分もプラスしておよそ18m・・・
実は,正解はわからないのですが,夏に向けてKECの塾・予備校部門,高槻本校の熱誠授業を体験してみたい方は,この建物を目印にお越しください。

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