こんにちは!KEC近畿予備校の藤原です
京都府内に複数のキャンパスを構え、大阪府、兵庫県、奈良県からの受験生も増やしている同志社大学。
KEC近畿予備校の受講生の多くも同志社大学を受験します。今回は、2027年度入試(2027年2月実施)に向けた同志社大学の化学の出題傾向と対策をご紹介します。
<最終更新日:2026/11/02>
この記事のポイント
- 制限時間は75分、大問は3題、形式は記述式
- 構成は無機・理論・有機(高分子含む)が中心。論述問題は出る年と出ない年がある
- 合格ラインは、化学だけでみると70%前後になることが多い
- 大学の講評では、計算問題・記述問題は配点が高いが、問題文にヒントが隠れていることも多いとされている
- 化学反応式・熱化学方程式・構造式は、日頃から正確に書く習慣をつける
目次
1.化学を受験する日程(理系)
| 入試日程 | 試験日 | 理科 |
|---|---|---|
| 全学部日程(理系) | 2/4(木) | 物理・化学・生物から1科目選択 75分・150点満点(学部により200点満点に換算) |
| 学部個別日程(理系型) 文化情報学部・生命医科学部・スポーツ健康科学部・心理学部(理系型)/理工学部 |
2/6(土)〜2/10(水) ※学部により日が異なります |
同日実施の共通問題を使用 |
出願期間:12/21(月)〜1/7(木)(ネット出願。必要書類は1/7消印有効)
※学部・学科によって、実施する日程や科目が異なります。必ず「入試ガイド」「入学試験要項」で最終確認してください。
2.出題方式
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制限時間 | 75分 |
| 大問数 | 3題(1=記述式、2=記述式、3=記述式) |
| 出題範囲 | 化学基礎・化学の全範囲から、幅広く出題 |
| 構成 | 無機化学・理論化学・有機化学(高分子化学を含む)を中心とした3題。有機(高分子含む)1題、理論または無機2題になる年と、有機2題、理論または無機1題になる年がある。有機が2題の年は、理論分野との融合問題になることが多い |
| 論述問題 | 出題される年と、出題されない年がある |
| 合格ライン | 化学だけでみると、およそ70%前後になることが多い |
2026年度(全学部日程・理系 2/4)の出題内容
| 大問 | 分野 | 内容 | 受験者平均得点率 |
|---|---|---|---|
| Ⅰ | 無機 | アルカリ金属・アルカリ土類金属の性質・反応、生成エンタルピー、結晶構造 | 73.4% |
| Ⅱ | 理論 | 理想気体と実在気体、分子間相互作用と沸点、分圧と溶解度、反応熱・結合エネルギー | 58.8% |
| Ⅲ | 有機 | 糖類(構造・分類、官能基、セルロース誘導体の置換度など) | 51.2% |
※同志社大学が公表している「2026年度 科目別講評」より。年度・試験日によって、分野や内容は異なります。
大学の講評から
- 基礎的な知識を問うとともに、計算問題や記述問題も取り入れている。実験のイメージ、実験結果の理解、有効数字の扱いを重視している。
- 教科書の内容を超える部分は、文章中の説明を読み取って考えることで正答に至るよう出題されている(2026年度は、アルケンの酸化的開裂や1H NMRなどが、補足説明付きで出題された)。
- 化学反応式は、教科書に載っている反応式でも正答率が低い設問があり、正確に書けるようにとの指摘がある。
- 有効数字・分圧・物質量の計算で、計算の途中過程を丁寧に追えていない解答が見られた。
3.勉強アドバイス
論述問題との付き合い方
論述問題が出題されることがありますが、多く出題されるわけではないので、過剰に意識する必要はありません。
解けなかった問題は「自力で解けるまで」
理論の計算問題や有機の構造決定の問題など、少し考えないと解けない問題も少なからず出題されます。日頃の問題演習の中で解けなかった問題は、答えを見て理解するだけでなく、自力で解けるまで再度取り組むことがオススメです。
問題集の進め方
| ステップ | やること |
|---|---|
| ① | 高校で習ったところまで、学校で使っている教科書傍用問題集の発展問題までだいたい解けるレベルまでやりこむ |
| ② | その後、重要問題集などの入試問題に取り組む |
| ③ | 過去問に取り組む(11月以降で十分) |
過去問に十分に取り組めるよう、まずは単元ごとに入試の基礎力を身につけましょう。
大学が求める学び方
単なる暗記ではなく、物質の特徴を整理しながら理解して、「なぜそうなるのか」という視点で学習することが大切です。化学反応式、熱化学方程式、有機化合物の構造式は、日頃から正確に書く習慣をつけましょう。記憶力・計算力・思考力を、バランスよく鍛えることが求められています。
4.入試までの過ごし方
| 時期 | やること |
|---|---|
| 〜10月 | 傍用問題集の発展問題、重要問題集などの入試問題を単元ごとに仕上げる。計算問題と有機の構造決定を重点的に。 |
| 11月〜 | 過去問を開始。75分で通して解く。化学反応式・構造式の書き間違いと、有効数字・計算の途中過程のミスを記録する。 |
| 12月〜1月 | 解けなかった問題を、自力で解けるまでやり直す。出願(1/7締切)。 |
| 2/4〜 | 全学部日程(理系2/4)。学部個別日程は2/6〜2/10(学部別)。 |
E判定&D判定からの”大逆転合格体験談”を掲載しています。
下の「大逆転合格!」のバナーをタップ(クリック)してください。
******お問合せ先******
“宇宙一キミと向き合う塾予備校”
KEC近畿予備校・KEC近畿教育学院
https://www.prep.kec.ne.jp/
TEL:0120-99-1919
*****************



