屋根の上

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
先日,小学生の女の子が,授業前に大騒ぎしていました。
何ごとかと聞いたところ・・・

歯が抜けたそうです。

子どもの歯が抜けるといえば,そうです。
抜けた歯を,屋根に上に投げるのが日本の伝統のはず。
「屋根の上に投げてみようか!」と生徒に声を掛けました。

KEC高槻本校は,こんな構造です。
私としては
「屋根の上に歯を投げよう・・・」→「屋根の上って,届かへんやん!」
という反応を期待していました。
ところが,案に相違して,あまり反応がありません。
「抜けた歯って,投げないの?」と生徒に聞いたところ,「投げない」とのことでした。

日本歯科医師会のサイトを見ると「抜けた上の乳歯を床下へ,下の乳歯は屋根の上に投げれば永久歯がちゃんと生えてくる」との言い伝えが紹介されていました。
私は,抜けた乳歯なら何でも投げるものだと思っていたのですが,そうでも無いようです。
生徒の反応を見ると,そもそも“投げる”という発想が無いようでした。

かくいう私も,実は,歯を投げたことがありません。
小さい頃から高層団地住まいだった私は,歯が抜けるたびにこう思っていました。
「抜けた歯を屋根の上に投げるって・・・ 届かへんやん!」

「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものです。
私も別の意味で歯を抜く(?)年齢になったのですが,子どもの頃と同じボケを繰り返しています。
子どもの頃に身についた習慣は,一生ものです。
学習習慣を身につけたい方は,ぜひ,KECにお問い合わせください。