1.1倍

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
KECでは,10月2日(水)~6日(日)の期間,通常授業をお休みしています。
働き方改革のため,職員が交代で有給休暇を取る期間になっています。
保護者の方に「有休を取らないと国から怒られるので,休まないといけないんです・・・」というと,結構ウケるので良かったです。

そして,10月からは消費税が10%・・・
これはあまり嬉しくないのですが,仕方ありません。
嬉しくはないですが,個人的には,実は,税率10%の計算は嫌いではありません。
むしろ,ちょっと楽しいくらいです。

というのも,10%を計算するには,数を1桁小さくするだけで済みます。
かけ算をしなくて済むので楽ちんです。
例えば,23,000円の10%は2,300円。
消費税を上乗せした金額は,23,000円+2,300円=25,300円と簡単に求まります。

消費税が3%だった頃,工学部の情報系の授業で「計算機では,掛け算は足し算よりも計算のコストがかかるので避けた方が・・・」という話を聞いた覚えがあります。
「へー。人間と一緒やん」と思った私は,確かに掛け算をめんどくさく思いがちです。
その点,桁をずらすだけで済む掛け算は,楽で嬉しいです。

2進法の世界では0.5倍や2倍,4倍などが簡単ですが,日常生活では0.1倍や10倍,100倍などが楽に計算できます。
そこで,1.1倍の計算の楽しさを授業で生徒に伝えてみたのですが・・・
この楽しさを伝えるには,説明の仕方改革が必要なようです。

10月7日(月)より本科授業再開
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