日曜

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。

早いもので,5月がそろそろ終わります。
先週までは,テスト勉強の高校生で自習室がいっぱいだったのですが,今日(5/28)は,わりと静かな日曜・・・
といっても,やる事が無いわけではありません。
高槻本校では,今週と来週,高3生向けの「夏期説明会」を行います。

受験生にとって,夏の過ごし方は重要です。
夏の勉強法・計画の立て方も含めて,ミルク先生が説明します。
例年,夏から受講を始める新規生も数多くいます。

日曜日,といっても,塾はやることがいろいろあります。
来週(6/4)は,英検の1次試験を行います。
その次の週(6/11)は,KECの能力診断テストです。
6/25には,中3生向けの夏の説明会もあります。
さまざまなイベントを行っていますので,ご興味ありましたら,ぜひ,KEC高槻本校までお問い合わせください。

では,説明会の準備に戻ります。

ネタを仕入れる

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。

通勤の電車内で,ときどき読書をしています。
ふだんは歴史物が多いのですが,たまに(?)真面目に勉強物を読むことがあります。
授業を盛り上げるには,ときにネタも必要です。

先日,地学の本を読んだ時のこと。
その中に,「太平洋プレートが移動する速さは,年8cm。これは,爪が伸びる速さと同じくらい。」という話がありました。
その翌週,中学生のテスト対策で,さっそく出番がやってきます。
生徒から「先生,ハワイって日本に近づいて来てるんやんなー」という質問が出てきました。
「“近づく”って言っても,爪が伸びる速さと同じくらいのスピードらしいよ」
「えー,ほとんど動いてないやん。遅すぎー!」
と軽く盛り上がることができました。

先の大型連休中,お付き合いで買った天皇賞の馬券が当たったことがありました。
それまで競馬に興味がなかったのですが,当たるとちょっと気になります。
1着から3着を当てる,いわゆる「3連単」だと,荒れたときには高額の払戻もあるとのこと。
例えば,昨日(5/20)の京都の第9レースでも「1,492,620円」というのがありました。

ここで,数学担当として疑問に思ったのが,3連単は何通りの投票があるのかということ。
第9レースは18頭いたので,1位~3位の決め方は18×17×16=4896通り。
ということは,全て場合に100円ずつかけると,必要な賭け金は4896×100円=489,600円。
払戻で,それ以上の金額(およそ100万円!)が返ってくるとは驚きです。

という話,教育上良くないので,さすがに,生徒に紹介する予定はありません。
上の例だと一見儲かりそうですが,そもそも,ギャンブルなんて「胴元が儲かる」と相場が決まっています。
例えば,明治維新で活躍した「岩倉具視」は下級公家でしたが,貧乏していた若い頃,屋敷で賭場を開いて稼いでいたそうです。
公家屋敷にはあまり捜査の手が伸びないのを良いことに,賭場を開いていたそうですが・・・

私は数学・理科の担当なので,このネタも,発揮する機会に恵まれていません。

オタスケ

こんにちは。KEC高槻本校の数学担当の川渕です。

大型連休が明けて,本科授業を再開しました。
連休中,クラブ活動で肌が黒くなった生徒もいれば,テストが近いのでテスト勉強していた生徒など,皆,さまざまな時間を過ごした様子。
かく言う私は何をしていたのかという,連休とはいえ,やる事はそれなりにありました。
その1つに,“夏期講習の時間割作成”があります。

KECの夏期集中講座,講座内容の大枠は決まっていますが,校舎事情により様々な工夫を施します。
クラス設定をどうするか,とか,日程など,考えることはいろいろあります。
例えば,今年は国公立志望者が多いから上のクラスを作ろう,とか,「高槻まつり」の期間は授業ができないからその分の授業をどこでやろうかなど,考え出すときりがありません。
ただ,いろんな制約の中であれこれ考えるのも,なかなか楽しいものです。

例年,「夏期講座から塾・予備校に行こうかな」という生徒はたくさんいます。
そのための講座設定もあります。
でも,受験勉強は,早めに始めるに越したことはありません
夏からではなく,今の時期からでも新規生を受け入れられるよう,KECでは備えています。
その1つとして,ミルク先生による「オタスケ講座」があります。

中途で入学する場合,どうしても学習内容に“抜け”が生じてしまいます。
そこで,特に受験の中心科目になる英語については,所長の斉藤ミルク先生が,事前に無料で個別の補習授業を行っています。
これが「オタスケ講座」です。
高3生がクラブを引退し始めるこの時期,オタスケ講座から本科授業に参加する生徒も,例年,たくさんいます。

KEC高槻本校は,大型連休期間はお休みをいただきましたが,これからしばらくお休みはりません。
とりあえず,高槻まつりの期間(8/5,6)までは,毎日,開いていますので,塾・予備校に関心のある方は,ぜひ,KEC高槻本校までお問い合わせください(TEL072-681-2233)

再開

こんにちは。高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
KECのGW休暇も終わりが近づいていきました。
5月6日(土)より,本科授業を再開します。

ところで,私は,この休暇で英気を養って・・・
と言いたいところなのですが,仕事用PCの調子が悪くて大変でした。
いろいろ試してもどうにもならないので,初期化に踏み切るためにバックアップを取ったりしていました。
小テストや授業用プリントなど,いろんなものが詰まっているので,PCを替えるたびにファイルを引き継いでいっています。
そんな大量のファイルを整理すると,懐かしいものを見つけることになります。

プリントを作る際,ここ10年来,ワードを使っているのですが,以前は,LaTeXも使っていました。
このソフトは,アメリカの数学者のドナルド・クヌース氏が開発した組版ソフトのTeXがもとになっているので,論文作成や出版に使われるくらい数式の美しさに定評があります。
私が作るプリントにはそんな高度な数式は出てこないのですが,昔は,張り切ってLaTeXを使っていました。
どれくらい「高度な数式が出てこない」かというと,GW前に中3に使うプリントは,こんな感じです。

張り切ってLaTexを利用しました。
ワードとは違う雰囲気,感じてもらえるでしょうか?

今はLaTeXとすっかりご無沙汰だったのですが,久しぶりにファイルの入ったフォルダを発見して,再開してみたくなりました。
そして,来週の小テストでも作ってみようか・・・
と,いうことで,着々と本科再開の準備を進めています。
ただ,仕事用PCの調子が戻らないので,予備のPCで作業中です・・・

5月6日(土)より,本科授業再開!
授業体験も受付再開!

私塾大河物語

こんにちは。茨木本校2230です。
今回は,教育界の変遷を描いた,
森絵都さんの「みかづき」を紹介します。
 
昔は通うことに後ろめたさのあった塾が,今や当たり前に。
時代と共に公教育が変われば,それに伴い塾も変わる。
親子三代に渡って繰り広げられる,
理想の教育への模索。
教育に興味がある方には面白く一気に読める本です。
今の時代に続く,教育界の変遷がよくわかります。

本筋から外れますが,2230にとって印象的なところは,
衛星予備校を疑問視しての記述,
「授業において重要なのは,生徒の目に教師が映ることではなく,
 教師の目に生徒一人一人が映ることだ。
 教え子たちの表情を確認せずして,どんな授業ができるのか。 」
ですね。

KECの少人数レッスンが目指すものもここにあります。
見られているのは先生ではなく,生徒。
目の前の生徒達とやりとりしながら授業はできあがるのです。

人対人のレッスンがKECにあります。
本気で頑張りたい皆さん,KECで待っています。

連続

こんにちは。高槻本校の数学・理科担当の川渕です。

今年度の本科授業が始まって2週間が経過しました。
高槻本校の私の担当科目は,毎年,微妙に変化します。
今年は,久しぶりに数IIIを担当しています。
高槻本校に赴任して6年目。
中1から教えてきた生徒が高3になるので,数IIIを担当することになりました。

数学では,定義が大事です。
学年が上がるにつれ,厳密さを増していきます。
例えば,数IIIでは「連続」という概念が出てきます。
それに関連し「連続関数」について,学生時代,こんな小咄を読みました。

連続関数は,おおざっぱにいえば,グラフがつながっている関数です。
中1で習うy=1/xのグラフ,図の青い線のようなグラフですが,これは,連続関数でしょうか?
x=0が不連続点のような気がするのですが・・・

実は,y=1/x,そもそも,x=0では定義されていない関数です。
定義域に含まれていないので,連続かどうか問題にするのもおかしい,とのこと。
x=0を除いた部分では,y=1/xのグラフはつながっています。
だから,この関数は定義域の各点で連続とのこと。
とはいえ,高校生に説明するとき,どうも気持ちが悪い筆者は,ベテランの先生から,こんな話を聞いたそうです。
「不連続点などにはふれない方がよい。あれは,ふれんどく点だよ。」(田島一郎著「解析入門」岩波全書)。

この小咄,いつか紹介しようと思っていたのですが,今年,久しぶりに数IIIを担当したのを幸いに,早速,披露してみました。
と,いい感じで話していたところで,生徒からひと言。
「その話,前にも聞いたことがある・・・」
中1から連続して通う生徒,なかなか侮れません!

平成29年度・高校受験科「合同指導調整会」

朝から枚方本校(ベガ館)にて
平成29年度・高校受験科「合同指導調整会」を行いました。
今年度の教科指導要領を確認し、
共有・調整していく会です。

「ただ、成績を上げるための塾にはしたくない」
「心の成長とともに、成績が上がる塾」

という言葉と共に会が始まりました!

2021年問題
2045年問題
に対応していくため
KEC一丸となって取り組んでまいります。

日頃から熱心な指導をして下さる
講師の先生方
ありがとうございます。
本年度もよろしくお願い致します!