四平方の定理

こんにちは。KECの塾予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
いよいよ12月になりました。
12月2日(月)には,大阪府・京都府の私立高校入試70日前,大阪府公立高校一般入試100日前になります。
この時期の中3の授業は,入試問題演習が中心になります。
私が担当している数学では,中3の最後の方で習う三平方の定理ももちろん学習済み。

図のような△ABCで,∠C=90°のとき,
a2+b2=c2
が成り立ちます。
この三平方の定理,実は,3次元バージョンのようなものもあります。
ド・グアの定理というそうですが,巷では「四平方の定理」とよぶ人もいるとのこと。
中3の授業でも紹介をしたのですが,次のような定理です。

図のような,直方体の1つの頂点を切り出したような四面体で,△OAB,△OBC,△OCA,△ABCの面積をそれぞれS1,S2,S3,Sとすると,
S2=S12+S22+S32
が成り立ちます。
高校入試で使えるかというと微妙なところではありますが,個人的には,なかなか面白い定理だと思います。
いろいろ証明方法があるようですが,例えば,高校数学でおなじみの青チャートの数学IIICでは,AからBCに垂線をひき,三平方の定理を使って証明していました。

そんな,小中高一貫教育の特徴を生かして高校でも役立つような内容も含めて学習するKEC近畿教育学院では,12月8日(日)に「新中1進学説明会」を実施します。
高槻本校では,10:30~12:00の時間帯で開催します。
説明会では,「小学校と中学校の勉強の違い」「高校入試・大学入試制度について」「KECの学習システム」の3本柱を軸に,新中1スタートダッシュ講座の紹介も交えた4本立てでお話しをいたしますので,ぜひ,ご参加ください。

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浪速高等学校の数学〔傾向と対策〕

浪速高等学校

▶アクセス

①JR阪和線 我孫子・杉本町から徒歩10分
②南海高野線 我孫子前から徒歩6分
③大阪メトロ御堂筋線 あびこから徒歩14分

▶コースと偏差値 合格最低点(併願の目安)

コース 偏差値 合格最低点
(/500点)
文理S1 64 390点
Ⅰ類 58 360点
Ⅱ類 55 300点
Ⅲ類 49 260点

各科50分 100点(英語のみ60分)

※外部試験加算
英検(得点換算) 1級・準1級:100点 2級:90点 準2級:80点
数検(得点加算) 1級・準1級:50点 2級:30点 準2級:20点
英検、数検どちらかの検定を使用できる

▶主な公立受験校

今宮 鳳 阿倍野 住吉 泉北 堺東 泉陽など

▶大学進学実績

国公立大)神戸大(4)大阪教育大(3)大阪公立大(6)和歌山大(15)奈良県立大(4)など
私立大)同志社大(7)立命館大(28)関西大(74)関西学院大(32)近畿大(222)など


今回は、浪速高等学校数学の出題傾向と対策をご紹介します!

傾向と対策

**出題方式**

制限時間50分 100点

大問5題

出題形式

  • 第1問 数と式
  • 第2問 方程式の文章題 確率 円 資料の分析・活用
  • 第3問 2次方程式の応用
  • 第4問 関数
  • 第5問 平面図形の計量

**難易度**

基礎から標準まで幅広く出題
基本的な問題から標準的な難易度の問題を計算ミスをすると数学が苦手な生徒は得点が低くなる可能性が高い。計算力が大きく試される。2次関数もよく出題されるパターンなので、取り組みやすい。平面図形の計量の問題で点数に開きが出る可能性が高い。相似や三平方の知識を生かして得点に繋げられるかがポイント。

**対策**

*数と式*

・数の計算、平方根の計算、因数分解は確実に得点できるように、計算特訓をしておくこと。数や平方根の性質を利用した問題にも慣れておくこと。
・間違いやすい計算問題もあるので、丁寧に解く練習をすること。
計算演習を正確にスピードを上げてできるトレーニングをする。

*方程式*

・教科書レベルの問題が中心。ワークなどで繰り返し慣れておくことで対応できる。箱ひげ算の出題されているので、箱ひげ算に使われる言葉の理解をしておくこと。

*関数*

・放物線と直線のグラフが毎年出題。
・図形と融合させた面積や二等分線など標準的な典型的な問題が多いので、関数問題と解く量を増やしておくこと。得点源にしたい。

*図形*

・三角形の相似、円の性質、三平方の定理の利用が出題。平面図形は基本から標準まで出題。良く出題されている問題形式なので、問題集でたくさんの基本問題と標準問題を解くようにすること。

*総論*

・基礎から標準までの出題が中心なので、得意な生徒は高得点を狙えるが、数学が苦手な生徒にとっては、計算ミスが命取りになる。計算分野ではミスは許されない。
・近畿の高校入試問題集を解く。
・特に関数問題は得点源にしたい。
・数学が得意な生徒は80点を目標に取り組む。
・過去問5年分を2回解くこと。

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TEL:0120-99-1919
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滋賀短期大学附属高等学校の数学〔傾向と対策〕

滋賀短期大学附属高等学校

▶アクセス

①JR琵琶湖線 大津から徒歩12分  京阪石山坂本線 石場から徒歩17分

▶コースと偏差値 合格最低点(併願の目安)

コース 偏差値 合格最低点
(併願の目安)
開示されていません
(/500点)
Ⅱ類 51 -点
Ⅰ類 45 -点

5科目 各100点満点  推定(KEC生の結果による):Ⅱ類250点 Ⅰ類180点

▶主な公立受験校

大津・玉川・草津・大津商業・瀬田工業・国際情報・堅田・甲西・八幡 など

▶大学進学実績

国公立大):滋賀大(1) など
私立大):立命館大(2) 関西大(10)関西学院大(3)龍谷大(26)近畿大(79) 京都産業大(22) 佛教大(46) 関西外国語大(17) など


今回は、滋賀短期大学附属高等学校数学の出題傾向と対策をご紹介します!

傾向と対策

**出題方式**

制限時間50分 100点

大問6題

出題形式

  • 第1問 数の計算+平面図形、立体図形の計量
  • 第2問 確率
  • 第3問 資料の活用(箱ひげ算)
  • 第4問 2次関数
  • 第5問 平面図形 証明問題
  • 第6問 作図

**難易度**

基本から標準までの問題が中心。若干だけ応用が出題
箱ひげ算や作図を出題しているので慣れていないと難しく感じる。出題そのものは基本的なレベル。
全体的に難易度は基本重視なので数学が得意な生徒は高得点(80点以上)を狙える

**対策**

*数の計算*

・四則計算 平方根の計算 分数の計算など全問正解出しておきたい
・普段から、計算練習を繰り返し正確にできることを心がける

*方程式*

・2次方程式 連立方程式 解の公式が出題
・速く正確に解ける訓練をしておくこと

*確率*

・大問で出題されるので、問題文を読んで、樹形図を丁寧に書けるようにしておこう。

*図形*

・角度や面積を求める問題は標準的
・立体図形は補助線をうまく書けるように練習しておくことが重要。解きやすい典型的な問題が多い。
・円周角の定理や三平方の定理及び、相似を利用させる問題が出題。標準的な問題が中心なので、教科書レベルの標準問題は確実に解けるようにしておくこと。
・証明問題も教科書レベルで練習しておくことで解答を導き出せる。

*関数*

・放物線と直線のグラフが出題。線分比で求める問題や回転したときの体積を求める問題など、良く出題されている形式である
・計算力が必要なので、普段から早く正確に美しく計算式を書く練習を心がける
・関数問題は確実に得点源にしたい

*箱ひげ算*

・最大値、中央値、第1四分位数、最頻値の言葉の意味を理解しておくと問題なく解ける。計算もあまり必要としないので確実に得点しておきたい。

*作図*

・教科書レベルの作図で角の2等分線、線の2等分線をコンパスで確実に書けるようにしておくと解答しやすい。

*総論*

・基本問題が中心なので、基礎力を教科書や教科書ワークで確実に理解していくようにしておこう。計算力は必要なので毎日のトレーニングが必須。
・近畿の高校入試問題集を解く
・新研究問題集を2回解く
・数学が得意な生徒は90点を目標に取り組む
・過去問5年分を2回解くこと

を徹底することをお勧めします!

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清教学園高等学校の数学〔傾向と対策〕

清教学園高等学校

▶アクセス

①南海高野線 近鉄長野線 河内長野駅 徒歩10分
②南海 岸和田駅 泉佐野駅 泉北高速 和泉中央駅からスクールバス

▶コースと偏差値 合格最低点(併願の目安)

コース 偏差値 合格最低点
(/500点)
S特進理系 69 340点
S特進文系 64 282点

※外部試験加算 なし

▶主な公立受験校

三国丘文理 生野文理 高津文理 岸和田文理 天王寺文理 泉陽 富田林 八尾 など

▶大学進学実績
国公立大:東京大(1)京都大(4)大阪大(7)神戸大(5)北海道大(3)東北大(1)九州大(1)大阪教育大(9)和歌山大(18)大阪公立大(35) など
私立大:同志社大(115)立命館大(95)関西大(259)関西学院大(41)早稲田大(3)慶応義塾大(4)など


今回は、清教学園高等学校数学の出題傾向と対策をご紹介します!

傾向と対策

**出題方式**

制限時間50分 100点

大問5題

出題形式

  • 第1問 数と式+円の角度
  • 第2問 関数
  • 第3問 相似の平面図形
  • 第4問 平面図形を使った確率問題
  • 第5問 空間図形の計量

**難易度**

標準的なレベルから応用まで出題。計算問題は標準的だが計算ミスが許されない。
平面図形問題は難易度が高い。各設問の1問目2問目は確実に解答を出したい。
立体図形問題はかなり応用力が必要。

・全体的に難易度が高いので取れる問題を確実に合わせることで合格点を取りに行ける。

**対策**

*数と式*

・正負の数 平方根の四則計算 多項式の加減 など計算力の基礎力が試されている。
・教科書レベルの計算演習を正確にスピードを上げてできるトレーニングをする。

*方程式*

・2次方程式の解と係数の問題が出題されている。教科書レベルをしっかりと練習しておくこと。

*関数*

・放物線と直線のグラフが毎年出題。
・面積や面積の2等分線といったよく出題されている典型的な問題。
・面積比や線分比も行く出題されている。関数問題は確実に得点しておきたいので練習量を増やしておく。

*図形*

・平面図形の計量、空間図形の計量とも毎年出題されている。平行四辺形 円などを題材に、角の大きさ、線分な長さ、さらに相似による計量が出題。空間図形の計量も出題されているので大きく差が出る分野。
・近畿の高校入試問題などで、数多く問題にあたることと解いた問題は他の人に説明できるレベルまで理解することが必要。
・応用問題が多く出題される。

*総論*

・標準的な問題と発展的な問題がはっきりとしている。計算と関数で点数を取りに行くことを考える。
・近畿の高校入試問題を解く。
・得意な生徒は数学を70点以上を狙う。
・苦手な生徒は標準問題を間違いなく得点できるようにすることで合格点は勝ち取れる。
・過去問5年分を2回解くこと。

を徹底することをお勧めします!

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今年は令和何年?

みなさん、こんにちは!

KEC近畿教育学院・予備校 石山本校の小原です。

 

最近よくKEC石山本校のアシスタントから

「今って令和何年でしたっけ?」とよく聞かれます。

確かに西暦で書く時が多いから、普段から接してないと難しいかもしれませんね。

そこで、西暦から令和何年か、そして平成何年かを導き出す方法をお伝えいたします。

 

・今年が令和何年かを導き出す方法

西暦の下2桁から18を引く。

例えば、今年は2024年だから24-18=6

で、令和6年となります。

 

・今年が昭和何年かを導き出す方法

西暦の下2桁から12を足す。

例えば、今年は2024年だから24+12=36

で、平成36年となります。

 

実はこんな規則性があったのですね。

このように身近なことにも規則性があります。

そして、数学にも規則性を導き出す問題があります。

実は身近にある規則性。

数学は苦手だ!という方もいろいろな規則性を見つけてみてはいかがでしょうか。

案外楽しいかもしれませんよ。例えば、今年が昭和何年かを導き出す方法とか。

是非チャレンジしてみてください!

 

 

https://www.prep.kec.ne.jp/ishiyama/

TEL: 077-537-5861

mail:ishiyama@kec.ne.jp

チェバとメネラウス

こんにちは。KECの塾予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
高校の数学Aで習う,チェバの定理とメネラウスの定理。
平面図形の有名な定理で,中学生や小学生の頃に習った人もいるかもしれません。
以下の通りです。

■チェバの定理

■メネラウスの定理

なにかと並び称されるこの2つの定理。
上記のように点を決めると,同じ式になります。

英語などでは分数を分子から読みます。
外国人の気分(?)になって,式を分子から読んでいくと,点がつながって覚えやすい感じになってます。

ところで,このチェバとメネラウス,どちらも人名です。
数学の授業ではほぼ同時期に習いますが,実は,生きた年代が全然違います。

チェバはイタリア人で,1647年に生まれ1734年に亡くなりました。
日本でいえば江戸時代の人で,3代将軍家光から8代将軍吉宗の時代まで生きた人だそうです。
メネラウスは古代ギリシアの人で,70年ごろに生まれ140年ごろに亡くなりました。
日本でいえば弥生時代後期の人で,奈良盆地に巨大集落ができ始めた頃の人だそうです。
ということで,約1600年も年代が離れているのですが,その2人が仲良く(?)並び称されているなんて,面白いですね。
数学の歴史の長さを感じます。

さて,実は,結構,歴史があるKEC。
今年で,なんと50周年です。
それを記念して,「友人紹介キャンペーンど極」を実施中。

紹介する人,される人のどちらにも特典がある特別なキャンペーンです。
小学生から中学生,高校生,浪人生まで通うKECでは,高校生の保護者様からの紹介で小学生が入塾したり,大学受験で通っていた塾生が親となりその子供を入学させたりと,年代を超えた紹介がつながっています。
ぜひ,この機会に,皆で仲良くKECで学びましょう。

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大阪桐蔭高等学校の数学〔傾向と対策〕

大阪桐蔭高等学校

▶アクセス

・JR学研都市線 野崎から徒歩13分

・住道からシャトルバス10分

・近鉄けいはんな線 新石切から近鉄バス14分

▶コースと偏差値 合格最低点(併願の目安)

コース 偏差値 合格最低点
Ⅰ類 69 290点/500点
Ⅱ類 64 263点/600点
Ⅲ類 64 -点/500点

※外部試験活用
英検・数検 得点保証 英語数学それぞれ
準1級:90点 2級:70点 準2級:50点

▶主な公立受験校

四條畷 天王寺 大手前 高津 寝屋川 八尾 清水谷 奈良 など

▶大学進学実績

国公立大:京都大(30)大阪大(20) 神戸大(21) 北海道大(4)京都工繊大(12)大阪教育大(7)大阪公立大(38)兵庫県立大(12)など

私立大:同志社大(123)立命館大(125)関西大(99)関西学院大(89)近畿大(276)など


今回は、大阪桐蔭高等学校数学の出題傾向と対策をご紹介します!

傾向と対策

**出題方式**

制限時間50分 100点

大問  5題

出題形式・内容

  • 数と式 円 平面図形の計量
  • 方程式の文章題
  • 関数
  • 平面図形の証明と計量+
  • 空間図形の計量

**難易度**

標準から応用まで幅広く出題
基本的な問題から標準的な難易度の問題を計算ミスをすると数学が苦手な生徒は得点が低くなる可能性が高い
図形の証明問題や計量の問題が難しい
関数問題は、標準的で3年の2次関数の典型的な問題
立体図形も難易度が高い

 

**対策**

*数と式*

数の計算、平方根の計算、因数分解は確実に得点できるように、計算特訓をしておくこと
数や平方根の性質を利用した問題にも慣れておくこと

・難しい計算問題もあるので、丁寧に解く練習をすること
・計算演習を正確にスピードを上げてできるトレーニングをする

*方程式*

会話形式の読み取りが必要になる
設問の文章が長いので、手を動かしながら表を書きながら読み解くこと
難易度は標準的なので、方程式の応用の文章題になれておくこと

*関数*

放物線と直線のグラフが毎年出題

図形と融合させた面積や二等分線など標準的な典型的な問題が多いので、関数問題と解く量を増やしておくこと

*図形*

三角形の相似、円の性質、三平方の定理の利用が出題

平面図形は基本から応用まで出題
思考力が試される問題が多く、図形が苦手な生徒は基本問題と標準問題までは解答できるようにすること

空間図形は難問が多い
正四面体や三角柱など出題は様々

全体的に難易度が高い

*総論*

標準的な問題から応用まで幅広く出題されている
計算分野ではミスは許されない

・近畿の高校入試問題集を解く
・特に関数問題は確実に得点したい
・数学が得意な生徒は80点を目標に取り組む
・過去問5年分を2回解くこと

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10人が被らずに歌える確率

こんにちは。KECの塾・予備校部門,数学・理科担当の川渕です。
先日,テレビのバラエティ番組をみていたときのこと。
「芸人10人が交代で1曲歌う」という企画をやっていました。

この企画のポイントは,歌う順番が決まっていないこと。
1曲を10のパートに分けているのですが,それぞれ自分の判断で歌い始めるため,歌うパートが被ってしまうことがあります。
歌う人が被ったらアウト」というルールで,10人が誰とも被らずに歌えるまで,繰り返しチャレンジするというものでした。

さすがに誰とも被らないというのは難しく,芸人の皆さんは苦労している様子。
番組の中で「10人が被らずに歌える確率は,計算上,約1/2756」と紹介されていました。
確率を出されると数学の講師としては気になるところなので,計算してみました。

10人が歌う代わりに,「10人が1から10の間の好きな整数を一斉にいう」と場合を考えます。
彼らがいった整数が,歌う順番を表すとします。
ということで,この問題を「10人が1から10の間の整数を一斉に答えるとき,その数字が被らない確率を求める」として計算します。

まず,すべての答え方が何通りあるかを求めます。
10人がそれぞれ10通りの答えを言うので,すべての答え方は1010(10の10乗)通り。
次に,被らない答え方が何通りあるかを求めます。
答えが被らないときは,10人の答えが1から10のいずれかになっているはずなので,被らない答え方の総数は1から10の並べ方の総数に等しく,10!(10の階乗)通り。

よって,求めたい確率は,

(被らない答え方の総数)/(答え方の総数)
(10!)÷(1010
567/1,562,500

となり,番組内で紹介された確率とあいません。
ただ,分子を1にすると
約1/2755.73…
となるので,ほぼ,1/2756に等しくなりました。

ついでに,Excelでシミュレーションもしてみました。
AからJの10人分の乱数を3000回発生させて,10人の答える数字が被るかどうか調べました。
何回か調べたのですが,例えば,この時は451回目に被りませんでした。

RANDBETWEEN(1,10)で1から10の乱数を発生させます。

A~Jの数字が被るかどうか,自分より右の数をすべて調べて被る回数をカウントしています。
被る数が無ければ右のL列からT列の9個の数字はすべて0になります。
※ここでは,L列からT列の和が0になれば「成功」と表示されるようにしています。
番組のように実際に歌って一致するかどうか調べるとなると,本当に大変そうですね。

こんな感じで,小ネタの用意に余念がない高槻本校では,小学生・中学生・高校生の無料体験授業を実施中。
1クラス平均10人前後の,小人数クラスで体験もしやすいです。
ぜひ,この機会にKEC高槻本校までお問い合わせください。

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早稲田大阪高等学校の数学〔傾向と対策〕

早稲田大阪高等学校

▶アクセス

・JR茨木, 阪急茨木市, 阪急石橋, 阪急北千里, 北大阪急行千里中央からスクールバス約20分

・モノレール彩都西から徒歩15分

▶コースと偏差値 合格最低点(併願の目安)

コース 偏差値 合格最低点
W早稲田 66 385点/500点
B文理 64 ※410点/600点
A総合 63 335点/500点

※外部試験活用
・英検準1級以上100点 2級85点 準2級75点 3級65点
・数検準1級以上100点 2級85点 準2級75点 3級65点
(資格点数化入試になります)

▶主な公立受験校

箕面・千里・三島・池田・山田・北千里・槻ノ木・桜塚 など

▶大学進学実績

国公立大:滋賀大(4)金沢大(1)香川大(1)愛媛大(1)など

私立大:同志社大(8)立命館大(22)関西大(15)関学大(24)近畿大(150)龍谷大(70)早稲田大(28)など


今回は、早稲田大阪高等学校数学の出題傾向と対策をご紹介します!

傾向と対策

**出題方式**

制限時間50分 100点

大問  4題

出題形式・内容

  • 数と式 因数分解 連立方程式 平面図形 立体図形 円 断面図 度数分布
  • 関数
  • 平面図形
  • 空間図形

**難易度**

基礎から応用まで幅広く出題
図形に関する問題は難易度が高い
関数は、標準的なレベルなので得点しておきたい

・計算ミスは命取りになるので、数学が苦手な生徒は確実の得点できる問題に絞ることも考える

 

**対策**

*数と式*

正負の数、平方根の四則計算、多項式の計算など計算力の基礎力が試されている

・計算演習を正確にスピードを上げてできるトレーニングをする

*方程式*

2次方程式、連立方程式、方程式を利用して解く基本的な演習をこなす
文章から読み取って方程式を立てることができるかがポイント

*関数*

放物線と直線のグラフが毎年出題
面積や面積の2等分線、また回転体といったよく出題されている典型的な問題

・関数問題は確実に得点源にしたいため、演習を繰り返しグラフを自分で作成できる練習をしておくこと

*関数*

平行四辺形、四角形や円などを題材に、角の大きさ、線分な長さ、さらに相似による計量が出題
空間図形の計量も毎年出題されていて、ここで点数の差が出ている

・近畿の高校入試問題などで、数多く問題にあたることと解いた問題は他の人に説明できるレベルまで理解することが必要

数学を得点源にしたい生徒にとっては完全に得点しておきたい

*場合の数・確率*

カードやサイコロ、コインなどに関する確率や場合の数の問題が中心に出題される

*総論*

標準的な問題から応用まで幅広く出題されている。計算分野ではミスは許されない

・近畿の高校入試問題を解く
・数学が得意な生徒は80点を目標に取り組む
・苦手な生徒は基本問題から標準問題を間違いなく得点できるようにすることで60点をとれるようにする
・過去問5年分を2回解くこと

を徹底することをお勧めします!

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追手門学院高等学校の数学〔傾向と対策〕

追手門学院高等学校

▶アクセス

JR総持寺 阪急総持寺から徒歩圏内

▶コースと偏差値 合格最低点(併願の目安)

コース 偏差値 合格最低点
特進SS 66 385点/500点
創造 64 ※410点/600点
63 335点/500点
57 295点/500点

※創造コース配点:英数国各100点 TW(グループワーク・発表)300点
※外部試験活用 英検準1級100% 2級85% 準2級70%

▶主な公立受験校

豊中・春日丘・千里・箕面・三島・池田・山田 など

▶大学進学実績

国公立大:京都大(4)大阪大(2)神戸大(1)大阪公立大(6)滋賀大(4)など

私立大:同志社大(25)立命館大(47)関西大(73)関学大(41)近畿大(276)龍谷大(73)など


今回は、追手門高等学校数学の出題傾向と対策をご紹介します!

傾向と対策

**出題方式**

制限時間50分 100点

大問  5題

出題形式・内容

  • 数と式 因数分解 連立方程式 確率
  • 方程式の文章題
  • 関数
  • 平面図形
  • 空間図形

**難易度**

基礎から応用まで幅広く出題
標準的な難易度の問題をどれだけ正解を出せるか、空間図形の問題が難易度が高い

 

**対策**

*正負の数*

正負の数, 平方根の四則計算, 多項式の計算など計算力の基礎力が試されている

・計算演習を正確にスピードを上げてできるトレーニングをする

*方程式*

2次方程式, 連立方程式, 方程式を利用して解く基本的な演習をこなす
文章から読み取って方程式を立てることができるかがポイント

読み取る文章が長いので、慣れていないとうまく方程式を立てられない

時間的に足らなくなる可能性があるため、スピードも必要とされる

*関数*

放物線と直線のグラフが毎年出題
面積や面積の2等分線、また回転体といったよく出題されている典型的な問題

・関数問題は確実に得点源にしたいため、演習を繰り返しグラフを自分で作成できる練習をしておくこ

*図形*

平行四辺形, 四角形などを題材に, 角の大きさ, 線分な長さ, さらに相似による計量が出題
空間図形の計量も毎年出題されていて, ここで点数の差が出ている

・近畿の高校入試問題などで、数多く問題にあたることと解いた問題は他の人に説明できるレベルまで理解することが必要、数学を得点源にしたい生徒にとっては外せない

*場合の数・確率*

カードやサイコロ、コインなどに関する確率や場合の数の問題が中心に出題される

*総論*

標準的な問題から応用まで幅広く出題されている。計算分野ではミスは許されない

・近畿の高校入試問題を解く
・数学が得意な生徒は80点を目標に取り組む
・苦手な生徒は基本問題から標準問題を間違いなく得点できるようにすることで60点をとれるようにする
・過去問5年分を2回解くこと

を徹底することをお勧めします!

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