塾・予備校 KEC寝屋川本校の秋田です。
本日は、共通テスト当日ですね。
今、この文面を書いているのは、ちょうど英語の筆記が行われているタイミングぐらいです。
(今日の寝屋川の自習室は、みんな共通テストに行ってガラガラです)
↓
今回、共通テストの2年目ということで、
「難化するのではないか?」という予想(推測? 憶測?)が出ています。
その根拠は、過去のセンター試験時代に、
大きい変化がある場合の初年度は易しめで、その2年目に難化してきた経緯があるからです。
事実、共通テスト初年度の昨年は、事前の大方の予想に反して平均点が前年度よりもアップする科目が多数あり、合計点もアップしました。
「最後のセンター」 → 「最初の共通テスト」の比較で、
「文系900点中 547→555 プラス8」
「理系900点中 552→571 プラス19」
科目別に見てみても、
「数ⅠA 51.88→57.68 プラス5.8」
「数ⅡB 49.03→59.93 プラス10.9」
「生物 57.56→72.64 プラス15.08」
その他も、英語(筆記)、理科の大半、世界史Bと公民の全部、がプラスでした。
主要科目で目立った大きいマイナスは、地理B、化学基礎、生物基礎ぐらいでした。
過去にも、新課程の年は易しくなり、翌年に平均点が下がるということが繰り返されてきました。
1990年のセンター試験の初年度、1997年、2006年、2015年のそれぞれの新課程の初年度、
いずれも初年度から2年目に平均点が下がっています。
(これは、問題の難易度以外の要素もあると思われますが…)
ただし、
仮に難化したところで、全体の平均点が下がり、ボーダーも下がります。
逆に、易化すれば、その分だけ平均点もボーダーも上がります。
つまり、基本「いっしょ!」です。
まずいのは、
「問題が難しくなった!」「やばい!」と思って、
次の科目、2日目の科目に悪い流れを引きずってしまうことです。
気持ちの切り替えが大事!
・・・などのアドバイスを、KECの生徒には事前に何度も話をしています。
今日の夜には、問題・解答の公式発表があり、
翌日には、すぐ平均点の予想値も出ますが、さぁどうなるか。
いずれにせよ、
みんな、難化なんかに負けるな!
KEC寝屋川本校
秋田