サイン・コサインって・・・

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
高槻本校は,8月14日(土)~17日(火)の4日間,お休みを頂いています。
8月18日(水)から,夏期講習の第3タームを開講します。

夏期講習の前半期間,小学生の塾生から,こんなことを言われました。
「先生,サイン・コサインって,いつ使うん?」
サイン・コサインを習うのは高校の数IA。
小学生がそれを知っているのは優秀ですが,しかし,この発言には,「サイン・コサインを習って何の役に立つの・・・」といったニュアンスも含まれる気がします。

サイン・コサインは,もちろん,とても重要な関数です。
一例を挙げると,大学の専攻によっては数学で「フーリエ級数」を習います。
ざっくりいうと,いろんな関数を三角関数の和で表す技です。
例えば,こんな関数も近似できます。

上記の形のグラフは,細かい議論は抜きにして,
sin x + (sin3x)/3 + (sin5x)/5 + ・・・ + {sin(2n-1)x}/(2n-1) + ・・・
という無限級数の和を利用することで近似できます。
実際に,sin x,sin x +(sin3x)/3,sin x + (sin3x)/3 + (sin5x)/5,と少しずつ項を増やしてグラフを描くと,だんだん目的の関数に近付くようすがわかります。
ということで,恒例のScratchで表現してみました。
n=1,n=2,n=3,n=4,n=10,n=50の場合を順に描いています。
 


 
 
手計算でこんなことをするのは大変ですが,さすがコンピュータ。
難なくこなします。
Scratchは子ども向けのプログラミング言語ですが,三角関数はあらかじめ用意されています。

ところで,例の塾生の発言。
「サイン・コサインって,いつ使うん?」ですが,実は,続きがあります。
「・・・って,陣〇のネタで言ってた。」
質問ではなく,まさかの報告でした。
ただ,いずれ本当に「いつ使うん?」と思う日が来るかもしれません。
そこで,お休み中にグラフを作成してみました。
こんな感じで(?),第3ターム開講に向けての準備は万端です。


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/*Scratchでコードを書いてみたシリーズ*/
1 楕円の焦点
2 放物線の焦点
3 ドップラー効果
4 光の屈折
5 転がる円の軌跡
6 動点P
7 曲技飛行
8 さいころの目が一致

2021年 第2回英検について

皆さんどうもこんにちは。

KEC塾・予備校楠葉(くずは)本校の瀬川です。

本日は2021年第2回英検について再度アナウンスをいたします。

一次試験10月10日(日)

二次試験11月14日(日)

申込締切9月8日(水)

すでにこの夏期講座中に何名かの生徒が英検のお申込みをしてくれていますが、

まだまだ受付中です。

夏休みや夏期講座が終わってから申込みをしよう!と考えている生徒さんもいらっしゃると思いますが、こちらの塾の通常授業が再開するのは9月6日(月)のため、注意が必要です。

受験予定の生徒さんは早めの申込みをしておきましょう!

英検に向けた勉強法については以前ブログに何度かあげておりますので、そちらを参考にしてもらえたらと思います。

➡ 2021年度第2回英検に向けて

➡ 英検に向けた勉強法

 

高校生は学校がもう明日から始まる生徒さんも多いのではと思いますが、KECの通常授業は9月6日からのため、まだまだ時間はあります。英検へ向け勉強時間を確保していきましょう。

KEC楠葉本校

℡:072-850-8888