こんにちは!KEC近畿予備校の藤原です
京都府内に複数のキャンパスを構え、大阪府、兵庫県、奈良県からの受験生も増やしている同志社大学。
KEC近畿予備校の受講生の多くも同志社大学を受験します。今回は、2027年度入試(2027年2月実施)に向けた同志社大学の国語の出題傾向と対策をご紹介します。
<最終更新日:2026/11/01>
この記事のポイント
- 制限時間は75分、大問は2題(現代文・評論+古文)、配点は原則150点
- 出題は非常にオーソドックス。現代文は長いが、古文は比較的短めで時間的には余裕がある
- 現代文と古文に1題ずつ記述(論述)問題があり、配点の約1/3を占めるといわれる
- 合格者の大半が記述以外で80%以上得点していると考えられ、記述が合否の分かれ目
- 記述対策には、添削が必須
1.講評
同志社大学の国語は、非常にオーソドックスな出題が中心です。時折難度の高い文章が出題されることもありますが、標準的な文章が多いです。
- 現代文は長い文章が出題されますが、古文は比較的短めで、時間的には余裕があります。
- ただ、現代文の記述と古文に1題ずつ論述問題があり、配点の1/3を占めるといわれています。
- 合格者の大半が、記述以外を80%以上得点していると考えられています。つまり、この記述部分が合否の分かれ目になります。
2.2027年度入試の日程と配点
国語を受験する文系日程(2027年)
| 入試日程 | 試験日 |
|---|---|
| 全学部日程(文系) | 2/5(金) |
| 学部個別日程 | 2/6(土)〜2/10(水)※学部により日が異なります (文・経済=2/6、政策・文化情報・スポーツ健康科学=2/7、法=2/8、神・商・心理=2/9、社会=2/10 など) |
出願期間:12/21(月)〜1/7(木)(ネット出願。必要書類は1/7消印有効)
※理系学部(理工・生命医科など)では、国語は課されません。学部・学科によって、実施する日程や科目が異なります。必ず「入試ガイド」「入学試験要項」で最終確認してください。
配点(文系学部の例)
| 科目 | 時間 | 配点 |
|---|---|---|
| 外国語(英語) | 100分 | 200点 |
| 国語 | 75分 | 150点 |
| 地歴・公民または数学(選択) | 75分(数学は100分) | 150点(数学は200点満点を換算) |
※学部・学科によって、科目や配点が異なります。入試ガイドで確認してください。
3.傾向
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制限時間 | 75分 |
| 配点 | 原則150点。現古配分は推定3:2 |
| 大問数 | 2題。小問は少なめで、内容一致と記述の配点が高い |
| 形式 | 全学部・学部個別とも記述式併用 |
| 記述の内容 | 現代文1題、古文1題。古文は口語訳ではなく、心情や論旨 |
| 漢文 | 範囲に含まれるが、単独の出題はないと思われる |
| 構成 | (1)現代文・評論 (2)古文 |
2026年度(全学部日程・文系 2/5)の出題例
| 大問 | 内容 | 難易度 |
|---|---|---|
| (1)現代文・評論 | 幽霊島という地図上の「曖昧さ」が、「正確さ」以外の新たな意味をもたらすことを論じた文章 | 標準 |
| (2)古文 | 『阿仏の文』(鎌倉時代・手紙文)。阿仏尼が娘に、どのように生きるべきかを説いている。和歌1首を含む(20行) | 標準 |
※代々木ゼミナールの概評(2026年度)による。設問は、文法や語句といった知識を問うものだけでなく、文脈を踏まえた現代語訳や、細部の把握が必要な内容合致問題も出題されるため、高い読解力が求められます。
4.問題レベルや難易度
関関同立の中では標準的な部類と言えます。
- 合否の分かれ目となる記述は文字数が少ないため、まとめるのが難しい。
- 古文は平安文学や物語が多いが、同志社は近世の出題も見受けられる。
- 古文文法は出題される場合があるが、文学史等の知識問題はほぼ出題されない。
時間配分の目安
75分で大問2題なので、次の配分を出発点にして、過去問演習で自分に合う形に調整しましょう(大学指定の配分ではありません)。
| 大問 | 時間の目安 |
|---|---|
| (1)現代文・評論 | 40分前後(最後の記述に時間を残す) |
| (2)古文 | 30分前後 |
| 見直し | 5分 |
5.対策 おすすめの問題集
古文
| 分野 | おすすめの教材 |
|---|---|
| 単語帳・文学史 | 学校で使っているものでOK |
| 文法 | (河合塾)古文文法ドリル |
| 読解 | (河合塾)中堅私大古文・有名私大古文・関関同立大古文 |
現代文
| 分野 | おすすめの教材 |
|---|---|
| 漢字・語彙 | 学校で使っているものでOK |
| 読解 | (河合塾)入試現代文へのアクセス |
共通
記述対策として、過去問や、短めの記述を課す国公立大学・関東の私立大学の過去問を利用して、添削してもらうのが有効です。
過去問
- 現代文は10月頃から、古文は公募推薦が終わる頃から始めましょう。
- 記述部分の添削は必須です。
- 関大・関学・立命館と同じ古文が出題されることがあるので、他大学の問題もやるべきです。
6.入試までの過ごし方
| 時期 | やること |
|---|---|
| 〜10月 | 漢字・語彙、古文単語・文法を固める。現代文の読解問題集を進める。 |
| 10月〜 | 現代文の過去問を開始。長い文章を読み切る練習と、記述の添削。 |
| 公募推薦が終わる頃〜 | 古文の過去問を開始。心情・論旨を説明する記述の練習。他大学の古文もやる。 |
| 12月〜1月 | 75分で通して解く練習。記述の文字数を意識して、簡潔にまとめる。出願(1/7締切)。 |
| 2/5〜 | 全学部日程(文系2/5)。学部個別日程は2/6〜2/10(学部別)。 |
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