【傾向と対策】同志社大学の数学

こんにちは!KEC近畿予備校の藤原です

京都府内に複数のキャンパスを構え、大阪府、兵庫県、奈良県からの受験生も増やしている同志社大学。

KEC近畿予備校の受講生の多くも同志社大学を受験します。今回は、2027年度入試(2027年2月実施)に向けた同志社大学の数学の出題傾向と対策をご紹介します。

<公開日:2025/04/20 最終更新日:2026/11/02>

この記事のポイント

  • 理系数学は100分・大問4題・200点。数Ⅲからの出題がとても多い
  • 文系数学は75分・大問3題・150点。数ⅡB、確率からの出題が多い
  • 難易度が安定しにくく、数学だけでみた合格ラインは理系で50%前後、文系で65%前後になることが多い
  • 私大文系志望の人には、同志社文系を数学で受験することを勧めない(社会受験がよい)
  • 過去問は秋以降で十分。まずは頻出分野と苦手分野をやりこむ

1.数学を受験する日程と配点

日程(2027年)

区分 入試日程 試験日
理系数学 全学部日程(理系) 2/4(木)
学部個別日程(理系型を実施する学部) 2/6(土)〜2/10(水)
※学部により日が異なります
文系数学
(地歴・公民との選択)
全学部日程(文系) 2/5(金)
学部個別日程(数学を選択できる学部) 2/6(土)〜2/10(水)
※学部により日が異なります

出願期間:12/21(月)〜1/7(木)(ネット出願。必要書類は1/7消印有効)
※学部・学科によって、実施する日程や科目が異なります。必ず「入試ガイド」「入学試験要項」で最終確認してください。

試験時間・配点・出題範囲

区分 時間・配点 出題範囲
理系数学 100分・200点
※スポーツ健康科学部・心理学部は150点に換算
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・統計的な推測)・C(ベクトル・平面上の曲線と複素数平面)
文系数学 75分・150点 数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・統計的な推測)・C(ベクトル)

※理系数学は、全学部日程と学部個別日程でほぼ同一の形式です。同じ問題を、学部によって異なる配点で評価します。別日程の問題も、練習に使えます。
※2026年度入試ガイドの記載にもとづきます。2027年度の配点は、必ず入試ガイドで確認してください。

2.理系数学

出題方式

項目 内容
制限時間 100分
大問数 4題(1=小問集合+記述式、2=記述式、3=記述式、4=記述式)
配点 200点(学部により150点に換算)
頻出分野 数Ⅲからの出題がとても多い。次いで数B、確率
合格ライン 数学だけでみると、およそ50%前後になることが多い

数学は、問題の難易度が安定しにくく、年度によって、また同じ年度でも日程によって合格ラインが変動することがよくあります。

KEC近畿予備校の同志社担当の考察と対策

今から入試にかけて、チャートなどを使って、頻出分野(数ⅡB、確率)および自分の苦手分野をやりこむことです。

過去問を解くのは、秋以降で十分です。まずは、過去問に耐えられるような入試の基礎力を身につけましょう。

3.文系数学

出題方式

項目 内容
制限時間 75分
大問数 3題(1=小問集合+空所補充形式、2=記述式、3=記述式)
配点 150点
頻出分野 数ⅡB、確率からの主題が多い
合格ライン 数学だけでみると、およそ65%前後になることが多い
2026年度の傾向:全学部日程(文系)の数学は、受験者向けの数学解説で「量が増え、さらに難化した」と評されています(個人の分析による)。75分に対して、標準的な解答時間はもっと長くかかるセットで、文系数学としてはかなり厳しい試験でした。

KEC近畿予備校の同志社担当の考察と対策

私大文系志望の人が、同志社大文系を数学で受験することは勧めません。社会受験の方がよいです。

同志社でなくても、私大文系の数学受験は、次の2つの大きなリスクがあるため、あまり勧めていません。

  • (1)のミスが(2)以降にも影響してしまう
  • 入試本番で焦ったとき、全く手が出なくなってしまう

それに加えて、同志社の場合、京大、阪大の併願者と勝負しなければなりません。過去に数学受験で同志社大文系に合格した、私大文系志望の生徒を、ほとんど知らないのが現実です。

国公立大志望者が同志社文系を併願する場合

  • 2次試験に数学がある人は、国公立大にあわせた勉強をしておけば、全く問題ありません。
  • 共通テストのみの人も、過去の生徒を見ると、元々神大法学部を志望していたが、途中で大阪公立大法学部に志望変更した人など、2次試験まで考えて勉強していた人がほとんどです。
  • したがって、国公立大志望だが、数学は共通テストのみという人にも、社会受験を勧めます。

文系数学を選ぶ場合は、今から入試にかけて、チャートなどを使って、頻出分野(数ⅡB、確率)および自分の苦手分野をやりこむことです。過去問を解くのは、秋以降で十分です。

4.入試までの過ごし方

時期 やること
夏まで チャートなどで、頻出分野(数ⅡB、確率)と苦手分野をやりこむ。理系は数Ⅲの計算を固める。
秋〜 過去問を開始。理系は100分、文系は75分で通して解く。別日程の問題も練習に使う。
12月〜1月 間違えた分野を、問題集に戻って復習。出願(1/7締切)。
2/4〜 全学部日程(理系2/4、文系2/5)。学部個別日程は2/6〜2/10(学部別)。

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