【傾向と対策】関西学院大学の数学

こんにちは!KEC枚方本校の藤原です

兵庫県西宮市と三田市にキャンパスを構え、兵庫県内だけでなく大阪府、京都府からの受験生も増やしている関西学院大学。

KEC近畿予備校の受講生の多くも関西学院大学を受験します。今回は、2027年度入試(2027年2月実施)に向けた関西学院大学の数学の出題傾向と対策をご紹介します。

<公開日:2025/04/20 最終更新日:2026/10/30>

この記事のポイント

  • 文系数学は60分・大問3題。理系数学は90分・大問4題
  • 文系は微分積分・数列・確率が頻出。理系は数学Ⅲの比率が目立たないのが特徴
  • 合格のための得点率は、文系・理系とも60%超が目安
  • 文系は解けなさそうな設問は飛ばす割り切りも大切。理系は計算力で差がつく
  • 関学は一般入試の問題傾向について、大きな変更は予定していないと公表

1.数学を受験する日程と2027年度入試のポイント

数学を受験する日程(2027年)

入試日程 試験日 数学
全学部日程(文系) 2/1(月)・2/2(火) 文系数学(地歴との選択)
全学部日程(理系) 2/1(月)・2/2(火)
※理系全学部で両日受験できます
理系数学
学部個別日程(傾斜配点型) 2/3(水)・2/4(木)
※学部により日が異なります
文系数学(地歴との選択)
英数日程 2/5(金) 数学(対象学部は入試ガイドで確認)
共通テスト併用日程(数学) 2/5(金) 入学試験要項で確認
学部個別日程(均等配点型) 2/6(土)・2/7(日)
※学部により日が異なります
文系数学(地歴との選択)

出願期間:1/4(月)〜1/22(金)(Web出願・消印有効)/合格発表:全学部日程は2/15(月)、その他の日程は2/20(土)
※学部ごとの試験日・科目は、必ず「入試ガイド」「入学試験要項」で最終確認してください。

配点

理系(全学部日程)には2つの入試方式があります。

方式 数学 理科 英語 合計
均等配点型 150点 150点 150点 450点
数学・理科重視型 200点 150点 100点 450点

文系(学部個別日程・傾斜配点型)では、地歴または数学の配点が学部によって異なります。

学部 地歴 or 数学 英語 国語
文学部 150点 200点 250点
社会学部 300点 200点 100点
教育学部 250点 250点 100点

※均等配点型は、全学部共通で3科目均等配点です。他の学部の配点は「入試ガイド」で確認してください。

2027年度入試のポイント

項目 内容
問題傾向 関学は「大きな変更は予定していない」と公表しています。
出願のタイミング 一般入試は全日程で共通テスト後に出願可能です(締切1/22)。
併願減額制度 「英数日程+共通テスト併用日程(数学)」は、1回の受験で2回の合否判定ができ、検定料も減額されます(同一日・同一学部学科等に限ります)。
試験地 全学部日程(2/1・2)は全国27都市で受験できます。

2.文系数学

項目 内容
制限時間 60分
大問数 3題(1=空所補充形式、2=空所補充形式、3=記述式)
出題範囲 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C(ベクトル)から様々に出題
頻出分野 微分積分・数列・確率(克服しておきたい)
目標得点 合格のための得点率は60%超を期待

出題の特徴

空欄補充形式の2題は、いずれも中問2セットずつの構成のため、実質的には5項目が出題されていることになります。

それぞれの問題間の難易度はばらついています。解けなさそうな設問は一旦飛ばして、次に手をつけるという割り切りも大切です。

KEC近畿予備校の関学担当の考察と対策

関学数学では、ひととおり様々な分野項目から出題されます。大きな弱点を抱えたままで入試を迎えることのないよう、「いろいろ得意」ではなくとも「なんとかいろいろできます」になりたいところです。

得点できるところを確実に取れる学力と、未知の設問に対して見切りをつけて次へ進む眼力を備えるために、広く経験値を稼ぐことと確実な計算力を身に付けることが必要です。

ステップ やること
① 数Ⅰ・A・Ⅱ・B全分野の基本技術で漏れがないかチェックする
② 入試の基礎問題に挑戦する。一般的な入試問題集の基礎頁には、入試の定番問題が網羅的に掲載されているので、これらをつぶしにかかる
③ 関学入試でよく狙われる微分積分・数列・確率は特に意識する
④ 過去問に挑戦する(文系は秋から)
数学を得点源にしたい人へ:今は自力では考えも及ばない解法が必要な問題に対して、「そういう考え方が大事なのだな」と経験しておくことも大切です。

3.理系数学

項目 内容
制限時間 90分
大問数 4題(1=空所補充形式、2=空所補充形式、3=空所補充形式、4=記述式)
出題範囲 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・C。数Ⅰを除く全分野からまんべんなく出題
大問1 4問程度の小問集合。それぞれ独立した項目からの出題
目標得点 合格には60%超の得点が欲しい

出題の特徴

関関同立の理系の中では、数Ⅲ比率の目立たない大学です。空所補充形式も記述式も、標準的な問いがほとんどで、解答するのに戸惑うことはないはずです。

KEC近畿予備校の関学担当の考察と対策

空欄補充形式の設問の中には、流れに沿って考えていくものがありますが、丁寧に書かれており戸惑うことはありません。定番の解法を身に付けてあれば高得点が期待できます。さらにライバルに差をつけるために必要なのは、腕力(計算力)です。

数Ⅲの比率は少ないながらも、数Ⅲになると計算が煩雑になりがちです。日頃から丁寧に、かつ正確に研鑽しきるよう心掛けましょう。

分野 やること
数Ⅲ 高校での既習範囲について、傍用問題集のB問題(発展問題)を再度解き、完璧を目指す
数Ⅰ・A・Ⅱ・B 全分野の入試での基礎〜標準レベルを網羅し、苦手項目の洗い出しと改善に努める
過去問 夏明けから挑戦する

入試での定番問題を経験し、「定番ならばほぼ獲れる」という自信につなげましょう。

4.入試までの過ごし方

時期 やること
夏まで 基本技術のチェックと、入試の基礎問題(定番問題)の習得。理系は数Ⅲの傍用問題集B問題を完璧に。
夏明け〜秋 過去問に挑戦。文系は60分、理系は90分で通して解き、時間配分と「飛ばす判断」を練習する。
1月 共通テスト後に出願(締切1/22)。過去問で間違えた分野を、問題集に戻って復習。
2/1・2/2〜 全学部日程。2/3以降に学部個別日程、2/5に英数日程。

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