三原色

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
前回のブログでは,赤・青・黄の衣装で張り切ってしまいました。
赤,青,黄といえば,私が子どもの頃は,これらを「三原色」と習った気がするのですが,調べてみると,そうではないようです。

そもそも色の混ぜ方がいろいろあるようで,光のように混ぜると白くなる混色を加法混合,絵の具のように混ぜると黒くなる混色を減法混合というそうです。
加法混合の三原色は「赤・緑・青」,減法混合の三原色は「シアン・マゼンダ・イエロー」とのこと。
例えば,加法の三原色の「赤・緑・青」をコマの表面に塗って回転させると,色が混ざって白っぽく見えるそうです。

・・・で,やってみました。


 
たしかに白っぽく見えます。

撮影場所は,高槻本校の事務所です。
事務所でコマを回していたら生徒に怪しまれましたが,事情を説明して一緒に観察すると感心されました。
夏期集中講座の前の時期なので,授業体験にくる生徒も多いのですが,彼らも一緒に喜んでくれて良かったです。
ちなみに,三原色ではなく,虹の七色を円盤に塗ったものを「ニュートンの円盤」というそうです。
興味のある方は,ぜひ,作って体験してみてください。

夏期集中講座(小4~高3・高卒)
受講生募集中!

模試受験心得

こんにちは。茨木本校2230です。
昨日は高3高卒対象
■第1回全統マーク模試■
でした。

GW期間ゆえそれなりに準備して臨めたと思いますが,
皆さんいかがでしたでしょうか。

模試慣れしている猛者はさておき,
大学受験を意識して模試を受けようという高3生に
「模試受験心得」をお伝えします。

まず。「受験前」です。
出題範囲相当を自分なりに総復習する。
これは当然ですね。

次。「受験中」です。
時間配分を意識すること。
センター試験を受験予定の方は特にですね。
でも初回からうまくいかなくっても結構。

その次。「受験後」です。
自己採点→反省→次への目標設定,ですね。
当日解いてハイ終わり,はイケマセン。
自己採点で,目標とのギャップを痛感。
解説チェックで,スタンダードな解法を確認。
次の模試までに,取り組むべき項目を選定。

今のところはこの3ステップです。
数か月ごとに巡ってくる模試を目標に,
徐々にパワーアップしていければいいですね。

やったはずのところなのに得点できなかった,,,
ってことありません?
これって,自分なりの取り組み方がまだまだ
シロウト,あまちゃんだってこと。
もっと踏み込んで理解しておかなくちゃ,
もっと手際よく作業しなくちゃ,
って実感してください。これが改善の源ですよ。

挑戦状!!

物々しいタイトルですね。みなさんこんにちは。大和田本校の小林です。
さて、みなさん。このゴールデンウィークをどのように過ごされますか。
せっかくの長期休暇です。有意義に使わなければもったいないですよね。
もちろん受験勉強に休息も必要です。受験勉強は長丁場ですからオンとオフの使い分けが重要です。気が付けばゴールデンウィークをだらだらと過ごしていた。これは非常にもったいない。

そこで小林からの挑戦状です。

挑戦状を開くと高校2年生と3年生の合同単語テストの告知が書かれています。
テスト範囲は英単語500個。高校初級からセンターレベルの単語です。
ここから100個出題しゴールデンウィーク最終日に雌雄を決します。
2年生は打倒3年生で燃えています!
3年生は「負けるわけにはいかない」と迎え撃つ準備をしています!
どちらも虎視眈々と勝利を目指します。どっちもガンバレ!

上記の企画の話を今日の高1の授業で雑談していると次のような言葉が!
えっ⁉アタシら参加できひんの?
なんと高校1年生から参戦したいとの言葉が!
嬉しい!ホントに嬉しい‼
どのみち覚えなアカンならせっかくの機会やし
3年生をビビらせてやります
などなど。
急きょ1年生にも500単語プリントを用意し渡すことになりました。

今回のことで少し反省しました。1年生を見くびっていたなと。
1年生ごめんね、勝手に参加しないだろうって思ってしまってました。

せっかく勉強しなければならないのなら、少しでも楽しんでほしい。1年生も2年生も3年生もありません。そんな垣根を越えて、みんな大和田本校生です。みんなが一丸となって各々の勉強に取り組んで、大いに盛り上がり大いに楽しみ、そして鮮やかに合格してきてほしい。そのためのゴールデンウィークになればと思っています。

授業体験無料キャンペーン

みなさんこんにちは。大和田本校の小林です。4月本科からご入塾をいただく生徒さんが多数あり、ありがたく思っております。
ただいまKECでは体験授業の無料キャンペーンを行っています。「塾、どこにしようかな」と悩んでおられたら一度体験授業を受けてください。きっと入りたくなりますよ。

ところでみなさん、「花冷え」という言葉をご存じですか。先日の寒い日が続いていたとき、授業でこの言葉を使ったのですが、ぽかんとする生徒さんが。「あぁ、若い人にはもう通じない言葉なんだなぁ」と思わせる出来事でした。小林は古い人間なので、思わず知らず古風な物言いになることがあるのですが、その一つだなと思いました。けど、こういう言葉を大切にしてほしいと思います。
ちなみに手元の歳時記を引くと「桜の咲くころの気候は変わりやすく、急に冷え込むことがあり、その寒さをいうが、花との連想もあり一種艶(えん)なる冷ややかさである」とあります。こんな俳句があります。

花冷えに欅はけぶる月夜かな (渡辺水巴)

渋沢栄一より50年ほど後の俳人です。確かにただ「寒い」というより雰囲気が違いますよね。

また、古語で「えんなり」と出てきたら「あてなり」「いうなり」「なまめかし」「やさし」とセットで「優美だ」「上品だ」という意味です。あわせて覚えたいですね。
昨日は古文の授業がありました。高校2年生の授業だったのですが、やる気に満ち溢れたみんなからリクエストがあり、それにお答えする形で授業をしました。曰く「先生、古文がピンチだ」と。そこで90分一コマで高校3年間の古典文法の重要所を全ておさえる小林式古典文法をしました。もうこれで残りの高校生活で出てくる古典文法はすべて復習ですから楽ちんですね。このブログをご覧の高校生で、古文が苦手という人は一度大和田本校に来てください。

ところで、先日スタッフで造幣局の通り抜けに行ってきました。
小林は初めて通り抜けに行ってきたのですが素晴らしいですね。
5分咲き程度だっとですが、それでも様々な桜が百花繚乱でした。
桜の写真は小林が撮ったものです。
4人の写真は近くにいた素敵なご夫婦に取っていただきました(ありがとうございました)。
スタッフ一同、アットホームな雰囲気でみなさんをお待ちしています。

新元号発表の日

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
今日,2019年4月1日は,新元号発表の日。
発表となる11時30分頃,私は,出勤前でした。
家で,妻と手に汗握って(?)テレビの前で発表を待っていました。

「令和」と発表されたその後です。
官房長官が「出典は,万葉集の~」と発表していた時,妻が席を立ちました。
私の妻は国語の先生。
本棚から万葉集を持ってきました。
そうなると,出典を確かめてみたくなります。

ところが,そこで問題が発生しました。
「令和」のインパクトが強かったので,その後の官房長官の話,あまり聞いていませんでした。
「たしか,32とか言ってたな・・・」
と思って32番目の歌を見ると,楽浪がどうとか書いてあります。
ぜんぜん令和らしさがありません。
万葉集の他のところもパラパラ見るのですが,量が膨大すぎて,適当に探しても,見つかりません。

そこで,テレビに注目してよく聞いてみると,「万葉集巻五梅花の歌三十二首序文」ということが判明しました。
該当するページを見ると,たしかに「梅花の歌三十二首 并せて序」のところに「時に,初春の月にして,気淑く風らぐ。」と書いてありました。
調べて見つかると,本当に楽しいですね!
気分がスッキリしたところで,家を出ました。

ということで,本日は,3つのことを学びました。
1.集中して話を聞かないと間違える
2.調べるのは楽しい
3.古文を打ち込むのはめんどくさい(「并」って・・・)

平成31年・令和元年の本科授業
4月8日(月)スタート!

センター試験を実感したよ

こんにちは。茨木本校2230です。
イベントサンデー,昨日は
高2対象
■■センター実感講座■■
でした。

参加者の皆さん,いかがでしたか?

高2の皆さんが受験するセンター試験,
実施日まで350日を切りました。
えっ,まだまだ先やん,,,余裕ッス!
,,,ホント?

受験科目を確認しておきましょう。
国公立大文系志望なら,
英語,国語,数学,理科,社会。
さらに細かく見ますと,
英語,リスニング,現,古,漢,
数Ⅰ,数A,数Ⅱ,数B,
理科基礎2科,地歴公民2科。

ざっと13科目。
350÷13≒27ですね。
つまり,
1科目あたり27日で仕上げろって。
ゾッとしません?

まあこれは極論ですが,
ウカウカしてられないってことはご承知おきを。

何を,どれだけやらなくちゃいけないか。
それを測るイベント,それが
「センター実感講座」。

現3年生を上回る得点力のある方もいれば,
全科低迷喝入れ必至の方も。
個々に「ヤバっ」と感じることがはじめの一歩です。

授業の復習の精度UP,問題演習時間の確保,
覚えるものは即暗記,既習分野の底上げ。
さあ,始めましょう。

週末はセンター試験

こんにちは。茨木本校2230です。
大学入試の風物詩,センター試験。
いよいよ今週末の1/19&20,
迫ってきましたね。
 

受験生の皆さんが今取り組むべきこと,
それは,
「かつてやった問題の解き直し」
です。
例えばマーク模試。
試験後に解き直しているでしょうが,
今一度挑戦です。
当時できなかったものができるようになっていると
嬉しいものです,自信になります。

逆に,やってはいけないことがあるとすれば
「新しいものに手を出す」こと。
直前対策問題集を買って来て,,,はイケマセン。
新しい問題集を見てしまうと,解ける問題より
解けない問題のことに気がいってしまいます。
まだ解けないのがある,ああどうしよう,と。
これは心理的にキツイです。

凹んだ状態に陥らないように。
自分をおだて上げ,できるんだと自信をもち,
気分をアゲアゲにして本番に臨みましょう。

アタマの調子はもちろん,
体の方も気遣ってくださいね。
2230は先週半ばからダウンしてました,,,
実力発揮のためにも,体調を万全に。
 

P’s advice その8「暗記のコツ②」

こんにちは!茨木本校のPです。

最近はめっきり寒くなってきましたね。
Pはまだ半袖短パン姿で寝ていますが、
もうそろそろ限界を迎えそうです。

さて今回は、
10月末にアップした記事の続きで
暗記のコツ
についてお伝えします。
長い記事になりますが
お付き合いください。

前回の記事では、
暗記に一番必要なことは
回数を重ねること
というふうにお伝えしました。

今回はその回数を減らすには
どうすればいいのかということについて
お話します。

回数を減らすコツ。
それはズバリ、
いろいろな角度で見る
です!

どういうことか
例を使って説明していきますね。

今あなたが赤いリンゴを手にして、
それを口にしたとします。
少し酸味のある味。
あなたは
「あー、リンゴを食べているな」
と感じるはずです。

1週間後

突然、誰かに
「先週あなたは何の果物を食べたか覚えてますか?」
と聞かれたとします。
さて、食べてから1週間経っても
あなたはリンゴを食べたということを
思い出せるでしょうか?

もちろん、思い出せる人は
何人もいると思います。
ただ、思い出せる人は
「リンゴを食べた」
という事実だけを覚えているのではなく、
手に取ったときの重さや
色、味、食感など、
残っている様々な印象のうち
どれかをきっかけにして
思い出しているはずです。

そうです、きっかけが多ければ多いほど
思い出しやすくなるのです。

英単語なども同じです。
unforgettable=「忘れられない」
と、英語と日本語の1対1だけでは
覚えづらいですが、
un(反対) forget(忘れる) able(できる)
と分解してみたり
I had an unforgettable experience.
「忘れられない経験をした。」
など例文やコロケーションを使ったり
いろいろな角度でその単語を見てみると
意味を思い出すきっかけが増えて
何回も何回も覚えなくても
少ない回数で覚えられます。

英単語に限らず
覚えにくいものを
あらゆる角度から眺めてみる
印象に残って覚えやすくなります。

覚えるのが苦手やなーと思ってる人は
ぜひ
いろいろな角度から見てみる
ということを意識してみてください。

以上、長くなりましたが
これにて暗記のコツは一旦終了です。
他にも暗記のコツはいくつかあるので
またの機会にお伝えしますね。

次回は11月末に
やる気スイッチ
というテーマでお届けする予定です。

ではまた!

P’s advice その7「暗記のコツ①」

こんにちは!茨木本校のPです。

気がつけばもう10月も終わり。
時が経つのはあっちゅう間ですね。
1日1日を大事に過ごしていきたいものです。

さて、久しぶりの投稿となる今回は
「暗記のコツ」
というテーマでお届けします。

コツといっても今回は、
当たり前やろ!
ってつっこまれそうな話です。

みなさんは、
何かを覚えるために一番必要なことって
何だと思いますか?

めっちゃ当たり前のことを言うので
当ててみてください(笑)

わかりました?

答えを言ってもいいですか?

いきますよ。

暗記に一番必要なもの、
それは
「回数」
です!

どんなものでも
回数を重ねれば覚えられます!

いや、今更何言うてんねん!
と思うかもしれませんが
意外とこの当たり前のことを
わかっていない人が多いように
思います。

今まで
「何回やっても覚えられへんわ」
と思ったことはありますか?
あるなら、
「何回やっても」って
それは何回ぐらいだったか覚えてますか?

大抵の人が2,3回で
多くても5回くらいで
諦めてしまってるのでは
ないでしょうか?

あともう数回がんばってみてください。
必ず覚えられます。

それでも覚えられないという人。
さらに回数を重ねてください。
何なら、
スマホなど毎日目にするものに
覚えたい単語・用語を書いた紙を貼って毎日見てください。
絶対覚えられます。

自分はすぐに覚えられると
信じていれば
覚えるための回数を
減らせるかもしれません。

でも、時間がないから
その回数を意図的に減らして
効率よく覚えたいねん!
という方。
次回、回数を減らすためのコツを
お伝えするので読んでみてください(笑)
11月上旬には続きをアップします!

最近はもう寒くなってきて
風邪をひいてしまってる人も
多いようですが、
きっちり栄養をとって
元気に過ごしていきましょう!

ではまた!

過去問の使い方③

こんにちは。茨木本校2230です。
今回は,過去問の使い方・その3
「解いてからどうするかの話」です。
過去問解いた午後のお仕事,ココからが勝負。

■延長戦
午前中から解いて,さあ食後は答え合わせだ,
ではありません。
時間延長でどこまで解けるか,試してください。

■採点
その上で,採点へ。
時間内での得点,延長戦での追加点を確認です。
さあ,合格最低点に届きましたか?
届いてなくて結構ですよ。

■不足分獲得作戦
注目すべきは「どれだけマイナスか」です。
仮に,合格最低ラインが7割だったとして,
アナタの取れ高が5割だったとします。
このまんまでは,当然ながら,不合格です。
そこで,あとの2割相当をいかに獲るか,
の作戦を練ります。
時間延長戦でクリアできるなら,スピードUP。
そうでないなら,どの設問を正解したいか,
どの設問なら手が届きそうか。
このようにして発見した,
「項目・分野・出題のタイプ」
が,今まさにアナタにとっての喫緊の課題です。

■弱点補強
弱点が見えましたね。
ではここを次の過去問演習日までに補います。
ネタは,今までのKEC他で取り組んできた教材。
当時は復習したつもり,かもしれませんが,
夏期英文法総復習テストで満点でした?
ヌケがあるでしょう,そんなもんです。
くり返し復習するのです。
一度扱った教材で,「あ,ココやん」と見直せば
かなりの率で定着することでしょう。
 

過去問は,解くだけでは形式に慣れるだけ。
その後に,弱点を分析し補強する日々があって
初めて活きるのです。
こうして少しずつ目標に近づいていきましょう。