こんにちは!KEC近畿予備校の藤原です
法、文、経済、商、社会、政策創造、外国語、人間健康、総合情報、社会安全、ビジネスデータサイエンス、システム理工、環境都市工、化学生命工の14学部を擁する総合大学である関西大学。
KEC近畿予備校の受講生の多くも関西大学を受験します。今回は、2027年度入試(2027年2月実施)に向けた関西大学の英語の出題傾向と対策をご紹介します。
<最終更新日:2026/11/01>
この記事のポイント
- 制限時間は90分、大問は3題、完全オールマーク(記述なし)
- 配点は200点(1問4点×50問)。目標は140点(7割)以上
- 関大特有の段落整序が出題される。一か所間違えると、複数の誤りにつながる
- 長文は英文量が多く、速読力が必要。受験生が最も苦手とするのは空所補充
- 2026年度も従来の傾向を踏襲。形式が安定しているので、過去問演習の効果が大きい
1.2027年度入試の日程
| 入試日程 | 試験日 |
|---|---|
| 全学日程1 | 2/1(月)〜2/3(水) ※理系3学部(システム理工・環境都市工・化学生命工)は2/2のみ |
| 学部独自日程(総合情報学部のみ) | 2/4(木) |
| 全学日程2 | 2/5(金)〜2/7(日) ※理系学部は2/5・2/7 |
出願期間:1/7(木)〜1/19(火)23:00(ネット出願。必要書類は1/19消印有効)/合格発表:2/16(火)/入学手続締切:2/24(水)
※学部・方式によっては、全日程の受験が必須です。学部ごとの試験日・科目は、必ず「入試ガイド」「入学試験要項」で最終確認してください。
2.出題方式
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制限時間 | 90分 |
| 大問数 | 3題 【Ⅰ】会話文と段落整序 【Ⅱ】長文(空所補充問題と内容一致問題) 【Ⅲ】長文(同意表現と内容一致問題) |
| 方式 | 完全オールマーク(記述なし) |
| 配点 | 200点(1問4点で50問) |
| 目標点数 | 140点(7割)以上 |
※配点は、学部・学科・方式によって異なる場合があります。外部試験利用の方式は、入試ガイドで確認してください。
大問ごとの構成
| 大問 | 問題 | 出題内容 | 問題数 | 配点 | 大問合計 | 解答時間の目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Ⅰ | A | 会話問題 | 5 | 20点 | 44点 | 約20分 |
| B | 段落整序 | 6 | 24点 | |||
| Ⅱ | A | 空所補充問題 | 15 | 60点 | 88点 | 約30分 |
| B | 内容一致問題 | 7 | 28点 | |||
| Ⅲ | A | 下線部同意問題 | 10 | 40点 | 68点 | 約40分 |
| B | 内容一致問題・主題 | 7 | 28点 |
※配点は1問4点としたときの目安です。
※2026年度の全学日程1・2も、大問Ⅰが会話問題と文整序問題、大問Ⅱ・Ⅲが長文総合問題という従来の形式でした(すべて客観式)。
3.出題傾向と大問別学習アドバイス
ⅠA 会話文
どんな問題? 会話文の問題は、容易な問題が多いです。空所補充形式で、会話の流れに合った選択肢を選ぶものがほとんどです。「会話定型表現」を入れる問題は少なめです。
対策 満点を目指してください。
ⅠB 段落整序
どんな問題? 関西大学特有の問題です。一つのまとまりのある文が6つの段落(A〜F)に分けられていて、最初はA段落から始まることが決められています。B〜Fの段落を前後のつながりから読み取り、意味の通る英文に並べかえます。
対策
- 段落ごとの論理的関係の理解と把握力が問われます。
- 論理関係を表す接続語句、指示語、代名詞、時の流れに注意しながら解くのがポイントです。
- 一か所間違えると、自動的に複数間違えることになります。慎重に解きましょう。
Ⅱ 長文(A空所補充15問+B内容一致7問=22問)
A 空所補充問題
関西大学の英語の問題の中で、受験生がもっとも苦手とする問題です。比較的読みやすい英文ですが、空所前後の文脈を、意味・文法の両面からしっかり捉えながら読んでいかないと、正解にならません。
- 意味の上で文脈にあった語句を入れる問題が多く出題されます。
- 英文法・語法に関する知識を問う問題が出題されることもあります。
- 英文法・語法の勉強をないがしろにせず、早めに問題集を仕上げておきましょう。
B 内容説明問題
選択肢は三択なので解きやすいといえますが、英文量が多いので速読力が求められます。
Ⅲ 長文(A下線部10問+B内容一致7問=17問)
すべて選択肢は3つです。文章レベルは、大問Ⅱの長文よりも難しく、専門的な論説文が出題されます。
A 下線部説明問題
本文に出てくる下線部の内容を変えずに、別の表現で言い換える問題です。前後の文脈から解けるものと、下線部に文法や構文・語法の知識を必要とするものとがあります。
対策:自分で選んだ選択肢を元の下線部分に入れて、文意が同じかどうかを確認しながら解いていくとよいでしょう。
B 内容説明問題
大問Ⅱ・Bと同じです。質問文を先に読んで、何が問われているのかをつかんでから本文を読みましょう。
4.入試までの過ごし方
| 時期 | やること |
|---|---|
| 早めに | 英文法・語法の問題集を仕上げる(空所補充・下線部同意の土台になる)。 |
| 今から | 過去問で90分通し演習。特に、段落整序(ⅠB)と、長文の質問文から先に読む練習をする。 |
| 12月〜1月 | 間違えた問題の「なぜ間違えたか」を整理。紛らわしい設問に時間をかけすぎない判断を練習。出願(1/19締切)。 |
| 2/1〜 | 全学日程1(2/1〜3)。学部独自日程は2/4、全学日程2は2/5〜7。 |
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