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第10回 「模試の活用法-模試当日の心構え」

枚方本校の佐々木です。

今日は模試当日の心構えについてです。

ポイントは3点

  1. 入試につながるレベルを実感する。
  2. 戦略的な取り組み方の練習をする。
  3. 諦めず1点でも多く得点する習慣をつける。

今回の映像は、趣旨はわかっていただけると思うので、2番目の「戦略的な取り組み方の練習」に関して・・
先日まで実施していた国公立2次対策でも話した「数学の国公立2次試験の戦略的な取り組み方」について補足することにします。

模試の延長線上に入試があると考えて、模試でも同様に取り組んでもらえればと思います。

大学・学部によって、試験時間や問題数が異なりますが、平均的にみて、100分4題くらいのイメージで考えてみましょう。

戦略的な取り組み方、時間配分は以下の通り。

①10分、各問題の難易度チェック。

よく話すのが、1問あたり2~3分で、解ける、解けそう、やってみないとわからない、パス、の4段階で評価し、解きやすそうな問題から順に解く順を決める。
この時のポイントはあせらないこと。
ここの判断の精度があがると、安定して自分のベストが出せるようになります。

②70分、完答狙いでじっくり答案作成。

このときのポイントは、余白を使って計算の下書きをすること。
解答用紙には清書のつもりで書くこと。
時間のロスと思うかもしれませんが、その方が明らかに得点が安定します。

③20分、部分点を取る。

最終的には1点でも多く取ったら合格なので、3点でも5点でも取りにいく。
論理が先に進んだら点があると思って下さい。

尚、上記②について、完答0問では合格確率はぐっと下がるので、時間が十分あるときに、あせらずに完答を狙うのはとても重要です。
時間が十分あるうちから、まずは部分点と思わないようにしましょう。

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第2回 志望校の決まっていない人への「受験生の心構え①」
第3回 志望校が決まっている人への「受験生の心構え②」
第4回 「学習習慣」
第5回 「絶対伸びない数学勉強法」
第6回 「改善策!絶対伸びない数学勉強法」
第7回 「数学への取り組み方」
第8回 「学習計画の立て方」
第9回 「模試の活用法」