第23回 「高校1年生向け 学習アドバイス」

KEC動画チャンネル

枚方本校の佐々木です。

今日は、高1向けの学習アドバイスです。
高校に入学して初めての定期テストが終わったばかりで、大学入試のことは全く頭にない人の方が多いでしょう。

大学入試に向かう前提で、高1へのアドバイスは下記2点です。

①考える習慣が大事

②毎日の勉強習慣が大事

理由を説明します。

①大学入試は高校入試より応用度が高い

高校入試なら解き方を覚えて解ける問題も多いですが、大学入試では見たことのない問題が多くなります。

特に、最近の大学入試のトレンドの1つに、「簡単な内容を見たことのない形で出題する」というのがあります。
問題文をきちんと読解して、頭の中にある簡単な知識を組み合わせることが重要なんですね。

従って、解法暗記型の勉強をしている人は、必ずと言っていいほど、高3で伸び悩みます。
今から少しずつ考える習慣を身につけましょう。

②大学入試に向けての勉強は、質・量とも高校入試の数倍以上

中学時代と同じ勉強ペースでは無理なんです。

また、特に英数は知識の積み上げが重要。
例えば、数Ⅰの2次関数の知識がある前提で、数Ⅱで3次関数を習います。

更には、大学入試では内申点ではなく実力勝負のところが多くなります。
定期テスト前に勉強したところを忘れてしまっては意味がありません。
忘れないように時々復習し、実力につなげていって下さい。

【過去の動画はこちらから】
第17.5回番外編 「KECってこんなところ!」」
第18回 「高1・2向け 国公立大学志望者向けアドバイス」
第19回 「高3向け 国公立大学理系志望者向けアドバイス」
第20回 「高3向け 国公立大学文系志望者向けアドバイス」
第21回 「高3向け 関関同立大志望者向けアドバイス」
第22回 「高3向け 産近甲龍大志望者向けアドバイス」

ロボットとロビとKEC…

週刊ロビ2

(最後に無料体験の案内があります。)

皆さん、こんにちは。学院長の木村剛です。

本当に雨が降らない梅雨ですね。夏の水不足が心配です…

週刊ロビ2 が販売されましたね。
(週刊ロビ2のHP:https://deagostini.jp/rot/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=rot

実は、ロビのデザイン・設計の監修をされている高橋智隆先生(東京大学先端科学技術研究センター特任准教授)はKEC近畿予備校の卒業生なのです!

高橋先生が作成したロボットを、PanasonicのEVOLTAのCMで、皆さん、一度は見られたことがあると思います。

というわけで、週刊ロビ2、早速、購入しました。
80号まであるそうなので、完成するまで、1年半ほどかかるのですが、
枚方本校にて、届くたびに少しずつ組み上げていきます。
20ヵ月後の完成をお楽しみに!

KEC教育グループでは、
KEC近畿予備校・KEC近畿教育学院 枚方本校 と
KEC個別指導メビウス 高槻本校 にて、
高橋智隆先生がデザイン・設計・監修をしている
「ヒューマン ロボット教室」を開講しています。
(ヒューマン ロボット教室のHPはここをクリック

7月8日(土)に、枚方本校にて、ロボット教室の無料体験教室を開催します。
今回の無料体験教室の対象は小学1年生~小学4年生です。

無料体験教室のご予約は、お電話にて承ります。
枚方本校TEL:072-845-7700

多くの方のご参加をお待ちしております。

嬉しいなぁ~

こんにちは。石山本校の梶山です。

昨年2月に赴任して、早いもので一年半近く経ちました。
どういうわけだか、私が赴任してからというもの、私の担当科目である数学が苦手な生徒がKECの門を叩いてくれるケースが増えているような気がします。

そんな数学苦手の一人、中学3年生のMさん。今年の春期講習から入学したのですが、他教科に関しては問題なし。寧ろ優秀と言ってもよいレベル。ところが、数学だけが極端に苦手。わからなすぎて、学校の提出物もままならない状況。

「その日の授業でわからないことがあれば、必ず「わからない」と言いなさい。家に持って帰らないこと」
これは、私の授業を受ける上での全員へ伝えている鉄則。

Mさんは、この鉄則を必ず守ってくれます。ですから、毎回授業後や日曜日に質問に来て、時には数時間頑張ることも。

先日、抜き打ちで月例テストを実施しました。
何と、見事100点!

これには驚きました。そしてとてもとても嬉しかったです。
私がその申告に驚いていると、クラス中から自然に拍手が……。
みんなMさんが頑張り続けていたことを知っていたのだと思います。
それを素直に賞賛するクラスの雰囲気。またまた感激。

私はMさんに確認をとってから、Mさんの質問の内容をクラス全員に伝えました。

「先生、今日の授業、前半から全く理解できていません」
「先生、この問題、一体何を聞いているのかわかりません」
間違いだらけのノートを持ってきて、1問ずつその間違いの原因を二人で確認。

点数が思わしくないにもかかわらず、質問に来てくれない生徒の中には、「こんなこと聞いたら、叱られるんじゃないかな」なんて思っている人はいませんか?
当たり前のことですが、叱ったって点数が上がるわけではありません。
わかるまで質問して下さい。

あと、いつもMさんのノートを見て、感心していたことは、「わかる」まで質問した後に、必ず「できる」まで練習を続けていることです。
間違いなく、このことが今回の100点に繋がったのだと思います。

拍手が鳴り止んだ後、
「Mさん、あと、関数と図形がわかるようになれば、数学が少しだけ好きになるかもしれないよ」
と言うと、Mさんは首を横に降る。

「だめか~?」と聞くと、
「もう嫌いじゃないし、寧ろ好き」と。

本当に本当に嬉しい出来事でした。