テストの後先

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
今日,6月13日(日)は,KEC能力診断テストの実施日です。
高槻本校では,本日は高校1年生・高校2年生の能力診断テストを実施しました。


※イメージ図です。

さらに,高槻市内の一部の中学校や高校では,定期テスト期間でもあります。
本日は,高槻八中や冠中のテスト対策を行いました。
理科・社会のチェックテストで盛り上がりました。


※復習用に同じものをもう一部配布しています。

高槻市内の中学校の定期テスト期間は,学校によりバラバラなので,1カ月以上続きます。
テスト中の塾生もいれば,テストがすでに終わった塾生もいます。
中1でテストが終わった塾生たちの定期テスト5教科の平均点は,今のところ450点越え
テストの良しあしにかかわらず,個人面談を実施します。
その案内の配布も始めました。


※高校生用の面談用紙はミルク先生が作成中。

「テストは受けた後が大事」とよく言われます
高槻は6月がテスト月間。
能力診断テストが終わった明日以降は,ミルク先生???も面談の時間を確保しています。
なにか受験に関するご相談がありましたら,在校生・新規生問わずお問い合わせください。

黄色いあいつがやってきた

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
6月になり,暑い日が続きますね。
KECで6月といえば,そう,あの黄色いやつの出番です。

ではなくて,昨年,大活躍(その1その2)したバナナです。

ある細工をして,しばらく放置すると・・・

大事なお知らせが浮かび上がってきました。
バナナの皮に爪楊枝などで傷をつけると,その部分が酸化されて黒くなるのでした。
※バナナは肉食系の黄色いやつが食べました。

ということで,6月11日(金)は,年に1回のKECの全体研修の日(今年はオンライン!)。
この日は,残念ながら休校になります。
自宅学習に励んでください。
研修にしっかり参加して,6月12日からはパワーアップして通常通り開校します。
ちなみに,高槻本校の6月の開校予定表はこちらです。


■KEC高槻本校の合格体験談・総集編はこちら

■KEC高槻本校の公式サイトはこちら

バラバラなので

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
今日,6月6日(日),高槻本校では,小中学生や高3生の能力診断テストを実施しました。
さらに,高槻市内の一部の中学校がテスト期間のため,テスト対策も実施しています。

テスト対策といえば,高槻の場合,学校のテスト期間が学校によってバラバラという問題がありますが,テスト範囲も学校によってバラバラになります。
特に,中3の理科はなかなか大変で,「遺伝」から始まる学校もあれば,「運動」から始まる学校,中2の「電気」を今回の範囲に含める学校など,さまざまです。
そんななか,またプリントを作りました。
力の合成です。

KEC中3理科_力の合成

方眼紙を作るのに便利なので,今回はエクセルでプリントを作成しました。
力の合成練習プリントです。

これまで,ブログ上でさまざまな理科のプリントを紹介してきました。
元素記号や,化学反応式植物の分類など・・・
これらのプリントは,ワードや,LaTeX,エクセルなど,さまざまなソフトを使って作成しています。
これは,高槻の中学校のテスト時期のバラバラっぷりに影響を受けた・・・わけではなくて,単に私の趣味です。
 

■小学生・中学生・高校生対象■
志望校判定模試(能力診断テスト)
は,一般生の方も受験可能です(無料)。
一斉受験日以降の受験もできますので,ご希望の方は,ぜひ,お問い合わせください。

放物線の焦点

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
高槻本校では,6月6日(日),13日(日)の2週にわたり,能力診断テストを実施します。
先日,担当している高1の塾生から「能力診断テストに向けて,練習プリントが欲しい」のと申し出がありました。
そういう申し出は大歓迎しています。

高1の上のクラスでは,現在,2次関数を学習しています。
2次関数のグラフは放物線になりますが,放物線のことを英語で何というか,ご存じでしょうか。
 
 
答えは・・・
 
 
parabora[パラボラ]です。
この名前,聞いたことはないでしょうか。
衛星からの電波を受信するのにつかわれる,中華鍋のような形のアンテナを「パラボラアンテナ」といいますが,そのパラボラです。
中華鍋のような形は,放物線が軸で回転することでできています。
回転してきる面を放物面といいます。

放物面には,「中心軸に平行にやってきた電波が,放物面で反射すると一点(焦点)に集まる」という性質があります。
焦点といえば,先日,楕円の焦点をスクラッチでプログラミングして描きました。
今回は,スクラッチで電波が焦点に集まるようすを描いてみました。
あやしいUFO(?)が放物線を描いた後,黄色い電波がとんできます。


 
数IIIで2次曲線を習った人はご存じだと思いますが,放物線上の点は,準線までの距離と焦点までの距離が等しいです。
電波が直進して準線に達する時間と,放物面で反射して焦点に達する時間も等しくなります。
そのため,微弱な電波でも効率よく受信できます。

また,焦点から光を出すと,黄色い線を逆にたどって軸に平行な光がとんでいきます。
車のライトや懐中電灯は,放物面を利用して遠くまで照らせる光を出しているそうです。
身近なところで数学の原理がいろいろ使われているものですね。

そんな楽しい2次関数ですが,高1の場合,高校によってはそこまで学習が進んでいない場合があります。
そのため,高1の能力診断テストの範囲には含まれていません。
この機会に,学力を知りたい一般生の皆様は,安心して受験してください。
※能力診断テストは一般生の方の受験を大歓迎しています。

手を添えると・・・

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校のお祭り担当の???です。
先日,動画をあげましたが,今回はその第2弾。
前回に引き続き,私のパワーをお見せします。
十円玉で空のビンにふたをします。
そのビンに私が手を添えると・・・


 
少しわかりにくいですが,お気づきになられましたでしょうか。
十円玉が,2回,動いています。
これは,私の念力で動いた・・・
のではなくて,ビンの中の空気が手で温められ膨張した結果,十円玉が動いたのでした。
「空気は温度が高くなると膨張する」ことを実感できる,定番の実験ですね。
※実験をするときは,「ビンを冷やし」「十円玉を水で濡らして」おくと良いです。

この実験,ある意味,われわれ塾講師の仕事を表しているかもしれません。
私たちがそっと手を添えることで,塾生の皆さんが成長し殻を破ることができる,そんな様子を表している気がします。
KEC生の皆さんが成長できるよう,わたくし???も日々努力しています。

そういえば,今回の動画,なにが大変って,無色透明なビンを手に入れるのに苦労しました。
コンビニでビンの飲料を買おうとしたのですが,あまり売られていないものですね。
特に,無色透明に限定するとなかなか難しい…
やむを得ず,自宅で愛飲しているウイスキーの空きビンを利用することにしました。
空きビンとはいえ,酒ビンを塾・予備校に持ち込むのはどうかと思ったのですが・・・

銘柄が「TEACHER’S」だからぎりぎりセーフかな,と拡大解釈しています。

月・理学療法士・プログラミング・英検

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
昨日は,残念ながら,曇り空で話題の月食を見ることができませんでした。
かわりに(?)というのも変なのですが,中学生の頃から大学受験までKECに通っていた卒業生があいさつに来てくれました。
大学を卒業し,今年から理学療法士として忙しく働いているそうです。

晴れ晴れとした表情で来てくれましたが,聞くと,大学に入ってからも勉強は大変だったとのこと。
特に,国家試験前は,受験の時よりも勉強したそうです。
「受験の時も『勉強した~』と思ったけど,国家試験の時は本当に【寝る・風呂・食事以外は勉強】でした・・・」と,ミルク先生がよく言うフレーズで語っていたのが印象的でした。
勉強のゴールは高校受験,大学受験ではない,と,KECが常日頃から言っている通りですね。

ということで,私も何か勉強しなければなりません。
そこで,プログラミングの参考にしようと買った,松下幸太郎・山本光「スクラッチプログラミングの図鑑」技術評論社,2019を取り出しました。
いろんなコードが載っているのですが,その中に「月の満ち欠けのしくみ」というのがあったので,月食記念(?)に入力して実行してみました。
次の動画で,右上の片隅にある地球の周りを月が回ります。
位置関係により,月が地球からどう見えるかを表したシミュレーションです。
 


 
コード自体は簡単なのですが,まあまあ数学の知識を使います。
位置を指定するには座標を使うし,回転させるには三角関数を使います。
プログラミング教育が盛んになりつつある昨今。
ひょっとすると,中学生になった時点で「いや,座標とか三角関数とか知ってるし」という塾生がたくさんいる時代が来るかもしれません。
そういえば,次の日曜(5/30)は英検の1次試験を実施しますが,受験者の低年齢化が年々進んでいます。
中学生どころか,小学生で英検2級を受験する生徒もチラホラ増えてきました。
われわれ大人も,うかうかしてはおれません。
ということで(?),いつまでもスクラッチで遊ばずに,卒業生のようにまじめに働きたいと思います。

まとめて覚える

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
先日,中1の塾生からこんなことを言われました。
「先生,いつも服が青いやん」
たしかに,先日,定期テスト勉強法講座を2日に分けて開催しましたが,来ている服がほぼ同じです。


このときの講座で説明したことの1つに,理科のまとめの話があります。
私の服は青ばかりですが,理科で習うことは多彩です。
考えてみれば,高校から物理・化学・生物・地学と4教科にわかれる内容を1教科で習っているから大変です。
中1であれば,植物や動物,光や音,水溶液や気体,火山や地震など,なかなか幅広い内容を習います。
広く浅くいろんなことを覚えなければなりません。
知識を整理するには,自分でまとめノートを作るのが一番です。
例えば,植物の分類であれば,こういうプリント(植物の分類プリント)も用意してはいますが,自分でまとめてほしいところです。

中1理科_植物の分類_2021
中1理科_植物の分類_空欄_2021
 
それにしても,理科は大変です。
実は,私も苦労しました。
工学部出身なので,物理や化学はまだしも,生物や地学にはあまりなじみがありません。
そこで,この仕事についたときは,苦手なところは自分で表にまとめて覚えたものです。
そんな青かった時代を思い出しながらプリントを作ったのですが,そういえば,この仕事についてからずっと,「先生,いつも服が青いやん」と言われ続けています。

大気圧と???

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校のお祭り担当の???です。
最近,私に似た人が新入社員として入ったようで,喜ばしいです。
先輩の私も,頑張らなければなりません。

ということで,今回は,私の力をお見せします。
割り箸を,手刀で折ってみせましょう。
いざ!
 


 
折れ方がイマイチでしたが,これは,大気圧に関する有名な実験ですね。
大気圧が新聞紙を押さえることで,割り箸が固定され折れる・・・
と説明されることがありますが,実は,正確にはそうではないそうです。

中2の理科で習いますが,大気圧はあらゆる方向にはたらきます。
面に対しては垂直にはたらくので,実は,新聞紙の下の面を下から上に押す↑大気圧もはたらいています。
新聞紙は,上から↓も下から↑も大気圧で押されています。

では,なぜ新聞紙で割り箸を押さえることができるのでしょうか。
新聞紙が割り箸の勢いで上に持ち上げられるとき,「新聞紙の下の面」と「机」の隙間に空気が入り込もうとします。
ただ,空気は摩擦でスムーズに入り込むことができません。
よって,新聞紙を持ち上げようとする割り箸付近では気圧が下がり,下から上に押し上げようとするはたらきが弱くなります。
そのため,新聞紙がめくれにくくなります。
さらに,新聞紙の変形でまわりの空気が加速されることで,新聞紙の動きが遅くなる効果もあるそうです。
この実験をするに際し,「日本機械学会 流体工学部門」のサイトで調べました。

※実験をする際は,まわりの状況に気を付けましょう。

こんな感じで,KECの先生たちは,日々,「教えるものが学ぶ」精神で,業務に取り組んでいます。
いつか,私も授業を持てるようになりたいのですが・・・
私のマスクは空気の流れが悪いので,すぐに息苦しくなって授業にならないのがつらいところです。

優劣 その後

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
高槻市内の公立中学では,いよいよ定期テスト期間を迎えます。
高槻本校は阪急高槻市駅・JR高槻駅から徒歩3分の所にあるだけあって,いろんな中学校から生徒が来ています。
下記の中学校の塾生がいますが,テスト日程がバラバラで楽しいことになっています。

この中で最もテストが早いのが高槻一中。
中3の理科のテスト範囲に遺伝が入っています。
遺伝といえば,今年から一部の用語が変わっています。
変更は今年からですが,以前から改訂の話はありました。
4年前(2017年9月14日),こんなブログを書いています。

*****************************

1週間ほど前,理科に関するニュースがありました。
中3の遺伝で習う「優性」と「劣性」。
この2つの用語が,今後,変更になるそうです。
というのも,“優性・劣性”とは特徴が“現れやすいかどうか”を表す言葉ですが,字面的に“優劣がある”かのような誤解を招きやすい表現,とのこと。
そこで,日本遺伝学会では見直しをすることになり,それぞれ「顕性」,「潜性」との表記に変えるそうです。

ということは,いずれ,教科書でも,この言葉が使われる時代が来ることでしょう。
そうなると,われわれ理科担当としても,指導の仕方を替える必要があります。
遺伝の授業をするとき,「“優性・劣性”といっても“優れている・劣っている”って意味じゃなんだよ・・・」というのは,私の中では,定番の授業の流れです。
でも,教科書が変わったら,この言い回しは使えません。

遺伝の授業で定番といえば,血液型もあります。
優劣の説明で例として取り上げられがちです。
A,B,Oと3つのタイプがありますが,このうち,A,Bが優性で,Oが劣性です。
ここでA型,といっても,AAタイプとAOタイプがあります。
例えば,AとOの両方を持っているAOタイプの場合は,優性であるAの特徴が現れることになります。

ここで,注意しないといけないのは,“優性”と“劣性”です。
あくまで“現れやすさ”を表すだけなので,Aが優性,Oが劣性といっても,A型が優れている,という訳ではありません。
決して,O型が劣っている訳ではありません。
この部分は,声を大にして説明するのが定番になっている,理科担当の川渕(O型)なのでした。

*****************************

ということで,上記のネタが使えなくなりました。
その結果,どうしたのかというと・・・
「むかしは優劣でひとネタあったのに,用語が変わったせいでネタが無くなってん」
と塾生に舞台裏を発表することになったのでした。

高槻本校 大学入試の合格体験談2021 その4

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
高槻市内の多くの高校で定期テスト期間を迎えました。
自習室がいつも以上に混んできています。
こういう時こそ,消毒を頑張らなくてはいけません。
最近,消毒液のにおいをかぐと,なんだか気持ちが落ち着くようになってきました。

さて,今回は,現役生の合格体験談の紹介,第4弾です。
高槻北高校から関西大学に合格したH・T君の合格体験談です。
受験を通じて,学力だけでなく人間力も高めた素晴らしい塾生です。
4月からは,高槻本校でアシスタントとしても頑張ってくれています。
ぜひ,ご一読ください。

*********************************

私がKECに入塾したのは高校二年生の冬でした。同じ部活の友達らが受験勉強を始めていると知り、焦っていたときに友達の紹介でKECに体験入塾しました。以前にも塾に通っていたのでしたが、システムが自分とうまく合わず辞めてしまっていました。KECでは集団授業で時間も決まっているし、先生に当てられたりと集中できる環境でした。内容もとても分かりやすく、先生方もとても面白かったので入塾を決めました。

この塾の良かった点は前述したとおり、授業の時間が決まっており、集団授業の形式をとっていることです。先生が前にいることでより集中することができるし、その場ですぐに質問したりすることができます。授業を欠席してしまったり、遅れてしまったりしても、授業は録画されているので、自習室のビデオを使って見直すことができました。このような点もとても良かったです。英語は十回読みなど基礎の反復、国語は歌で文法を覚えたり、世界史は語呂合わせがあったりと、授業の内容もユニークで分かりやすかったです。苦手だった英語も先生方がサポートして下さったおかげで、一番の得意科目になりました。

これから受験生になる皆さんに大切にしてほしいことは、感謝を忘れずに頑張ってほしいということです。私は勉強が辛くて弱音を言ったときに友達に励ましてもらったおかげで持ち直すことができました。親とも進路について何度も話し合い、喧嘩もしたけれど毎朝お弁当をつくってサポートしてくれたり、塾代や高額な受験料を何も言わずに出してくれました。こんな風に私は受験を通してたくさんの人に支えられていることを知りました。受験はとても辛いものですが、自分の置かれている環境を当たり前だと思わず、周りの人に感謝して勉強を頑張ってください。