枚方本校の佐々木です。
前回に引き続いて、模試の成績表の見方。
今回は記述模試についてです。
まずは教えている数学から。
数学の記述答案で見るべきポイントはただ1つ。
満点答案をかけているかどうか。
50点満点の問題だとすると、きちんと50点をとれているかです。
小問集合以外の大問で1問でも満点答案がある人はOK。
他の大問の点数が低くても必ず伸びてきます。
これは、「問題文を正しく読み、正しい知識を頭から引き出して、正しく組み合わせる」という頭の働き方が出来ている人は、
苦手な分野でも正しい知識が頭に入ると解けるようになる、ということを意味します。
次に英語。
ポイントは2点。
1点目。
やや難しい長文問題でそれなりに得点できているか、を見ます。
理由は数学と同じで、問題文を正しく読みとる習慣があるかどうかを見ています。
2点目。
英作文の答案。
英作文は英語感覚を必要とするので(数学のように論理的に解けるというわけではないので)その感覚がある程度身についているかを見ます。
次に国語。
ほぼ、評論文の記述しか見ません。
理由は数学と同じで、論理的に解く習慣が身についているかを判断します。
理社。
この時期はほとんど気にしません。
知識を入れると伸びてくるからです。
特に、国公立大の記述の場合、
論理的に正しく読み取って、正しく解く習慣が必須になります。
それが出来ていれば、教科に関係なく知識を入れていけば確実に伸びます。
論理的に正しく考える習慣が不十分と自覚している人は、意識するだけでも改善するので心がけてみて下さい。
【過去の動画はこちらから】
・第17.5回番外編 「KECってこんなところ!」」
・第18回 「高1・2向け 国公立大学志望者向けアドバイス」
・第19回 「高3向け 国公立大学理系志望者向けアドバイス」
・第20回 「高3向け 国公立大学文系志望者向けアドバイス」
・第21回 「高3向け 関関同立大志望者向けアドバイス」
・第22回 「高3向け 産近甲龍大志望者向けアドバイス」
・第23回 「高校1年生向け 学習アドバイス」
・第24回 「マーク模試の成績表の見方」
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