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第34回「国公立大2次試験の数学への取り組み方」

枚方本校の佐々木です。

国公立大後期発表も終わり、今年の入試が終了しました。
新高3生のみなさんは、あと1年を切っていますね。

今日は、国公立大2次試験の数学への取り組み方についてです。

国公立大志望のみなさんは、センター試験に意識がいきがちですが、2次試験はしっかりと記述答案を書かなければならないので、数学だけでなく他の教科も含めてセンター試験より大変です。
従って、2次試験にあわせた勉強をすることが重要です。

また2018年度入試からセンター試験も明らかに2021年度新入試の方針をふまえ、思考力重視になっています。
解法暗記型の勉強方法は通用しづらくなっていますよ。

というわけで、アドバイスです。
例によって、3点に絞ります。

①論理的に考える、論理的に記述する習慣をつけること

記述式の問題は論理が進めば、部分点があります。
逆に、やみくもに計算したり、問題の要求事項と異なることを頑張って記述しても点数になりません。

②問題文に書いてあるとおりに解く習慣をつけましょう。

頭に数学の正しい知識が入っていれば、問題文が解くための情報を与えてくれます。

③満点答案を書けるような勉強をしましょう。

これには2つの意味があります。
1つ目。

大問に(1),(2),(3)とあったとすると一般に(3)が(1),(2)より難しいことが多い

⇒やや難しいところまで正しく解けるように、という意味です。

2つ目。

実際の入試で、完答0問ではなかなか合格点までいきません。

⇒まずは1問でいいので、満点答案を書けるように頑張りましょう。


実践的なチェックは模試で行うことになりますが、その時のアドバイスは動画をチェックして下さい。

私が受け持っている高3の国公立大クラスでは、頻繁に記述答案を書いてもらって採点をします。
みなさんのこれからの成長を期待していますね。

【過去の動画はこちらから】
第21回 「高3向け 関関同立大志望者向けアドバイス」
第22回 「高3向け 産近甲龍大志望者向けアドバイス」
第23回 「高校1年生向け 学習アドバイス」
第24回 「マーク模試の成績表の見方」
第25回 「記述模試の成績表の見方」
第26回 「KECでは保護者の方にこんなアドバイスをしています!」
第27回 「そろそろ受験生!を意識しはじめたら・・・」
第28回 「勉強以外に大事な3つのスキル」
第29回 「高校2年生向けReスタート講座の紹介」
第30回 「文理選択(文転を考えている人)」
第31回 「文理選択(理転を考えている人)」
第32回「入試直前期の勉強」
第33回 「新高1生向けのアドバイス」