枚方本校の佐々木です。
今日は模試受験後の復習についてです。
成績表の偏差値及び判定だけ見て、復習を全くしない生徒くんがいますが、それでは模試を受ける意味が激減します。
模試は実施時期の生徒の学習レベルを考慮して問題レベルを調整し、実力を評価するとともに、習得すると学習効果が上がるように作られているので、復習してこそです。
ポイントを3点にまとめます。
①試験時間とほぼ同じくらいの時間をかけて復習する。
②復習は、理解したというレベルではなく、次に同じ問題が出たら確実に解けるレベルまでする。
③記述模試の場合は、どこで減点されたor加点されたかを学習する。
補足します。
①かなりの時間をかけて復習をすることを勧めます。
勉強計画に模試の復習を組み入れてしまうのがよいでしょう。
②解き直した方が良いか、解答・解説を確認するだけで良いかは問題によって異なると思います。
その判断力も養うように心がけると、応用力もついて成績も伸びてきます。
また今の時期、もし基本知識が不足していると実感したとき(現段階で確実に解けるレベルまでいかないと感じたとき)は、1~2ヶ月放置しておいて、知識が増えた段階で再度復習というのもありです。
③これは、国公立2次や同志社理系数学など、入試が記述式の人向けです。
模試を受けた直後(次は解けるように学習)と、答案が返ってきてから(減点or加点のポイントの学習)と、2回行うのがよいでしょう。
新高3の人は模試を受ける機会が増えると思いますので、ぜひ心がけてみて下さい。
【過去の動画はこちらから】
・YOUTUBE動画チャンネルを開設しました!自己紹介
・第2回 志望校の決まっていない人への「受験生の心構え①」
・第3回 志望校が決まっている人への「受験生の心構え②」
・第4回 「学習習慣」
・第5回 「絶対伸びない数学勉強法」
・第6回 「改善策!絶対伸びない数学勉強法」
・第7回 「数学への取り組み方」
・第8回 「学習計画の立て方」
・第9回 「模試の活用法」
・第10回 「模試の活用法-模試当日の心構え」