第29回 「高校2年生向けReスタート講座の紹介」

KEC動画チャンネル

枚方本校のささきです。

受験生のみなさんは、センター試験まで約80日となりました。
この時期は勉強バランスを考えて、連続3日間勉強しない科目がないようにしましょう。

さて、今日は高2向けReスタート講座の紹介です。

ここでは、動画では説明しなかった講座内容について簡単に説明しておきます。
すべての講座で知識を取り戻すとともに、レベルアップできる内容になっています。

①Reスタート数学(11月~3月)

ⅠAⅡBの入試頻出分野のすべてを学習します。
ハイレベル(国公立2次)、標準レベル(私大、国公立センター)の2クラス編成です。

②Reスタート英文法(冬期集中講座~3月)

英文法を項目別に、入試頻出分野をほぼ学習します。

③Reスタート古文文法(2月~3月)

用言、助動詞を学習します。

④Reスタート物理(2月~3月)

物理基礎、物理あわせて力学分野の約70%を学習します。

⑤Reスタート化学(2月~3月)

化学基礎の重要分野のすべてを学習します。

⑥Reスタート数学Ⅰ(2月~3月)

数学Ⅰの入試頻出分野のすべてを学習します。
数学ⅠAのみが試験範囲の人向けです。

高2のみなさんは、あと半年で受験生です。
それまでに、忘れている知識を取り戻してレベルアップ出来るようにがんばりましょう。

【過去の動画はこちらから】
第17.5回番外編 「KECってこんなところ!」」
第18回 「高1・2向け 国公立大学志望者向けアドバイス」
第19回 「高3向け 国公立大学理系志望者向けアドバイス」
第20回 「高3向け 国公立大学文系志望者向けアドバイス」
第21回 「高3向け 関関同立大志望者向けアドバイス」
第22回 「高3向け 産近甲龍大志望者向けアドバイス」
第23回 「高校1年生向け 学習アドバイス」
第24回 「マーク模試の成績表の見方」
第25回 「記述模試の成績表の見方」
第26回 「KECでは保護者の方にこんなアドバイスをしています!」
第27回 「そろそろ受験生!を意識しはじめたら・・・」
第28回 「勉強以外に大事な3つのスキル」

今日は朝から勉強会がありました。

2020年度の大学入試制度の改革についての大きな勉強会でした。もちろん小林も個人的に調べて勉強はしていますが、勉強会をしてもらえると随分といろんなことが見えてきます。

さて、今回は連載をいったんお休みして、今日の勉強会の報告を「国語の観点」からごく簡単にお伝えしたいと思います。

結論から言うとやはり国語はさらに重要度を上げるということです。

大学入学共通テストの記述例が出されて随分と経ちましたが、この記述問題に関して、対策の打ちようは比較的容易です(企業秘密❤)。

今回の勉強会で小林が「なるほどぉ」と思ったのは次のことです。
①高校受験、大学受験全体が記述の方へシフトしている。
②記述の内容が従来型でなくなってきている(体験課題探求型とでも申しましょうか)
③目的意識を持った受験生になる必要がある。

どれもふんわりと思っていたことでしたが、具体例をたくさん突きつけられると「ふんわり」から「確証を得られるもの」へと変わりました。

例えば東大の推薦入試の問題をご覧いただくと、「なるほど今までとは違うな」と思われると思います。

この流れがすべての大学に波及していくワケですが、そういった事例を様々な高校入試、大学入試の問題を使って勉強会をしました。

こういった問題に対応していくには、本当の国語力を身に着ける必要があります。そのうえで知識を蓄え自らの体験に引き付け、かつ表現していく必要があります。

そのために乱読が非常に有効ということをお伝えしたいと思います。今後、一問一答的な知識問題(正解がある問題)は数を減らします。というか、それを知っていることを前提に問題が出題されます(正解のない問題)。つまり、知識だけでは太刀打ちできなくなります。必要なのは知識と知です。知とはいわば知識の紡ぎ方です。これを養うには読書量が物を言います。

「ウチの子はまだ小学生だから、大学受験なんてまだまだ先」とお考えの親御さん。

チャンスです。

「情報が未確定だからどう動いたらいいか…」とお考えの親御さん。

チャンスです。

教育の世界が本当に大きく変わります。確かに、不透明なことも多いのが現状です。ですが、「曖昧模糊としているから何もできない(しない)」ではダメです。やるべきことは明白なんです。

必要なことは、まだ小学生の内に上滑りしない本当の学力を身に着けること。

ビックリするくらい当たり前のことですね。
この当たり前が評価される時代がようやく来ようとしています。
このブログをご覧の親御さんには、今回の改革をぜひともチャンスにしていただきたいと思います。
そのために、KECが全力でお力添えをしたいと思います。

追記
「本当の国語力とは何か」、「本当の国語力があるのなら偽物の国語力があるのか」となりそうですが、これはまた機を見てシリーズ化……できたらいいな。

備えあれば

こんにちは。茨木本校2230です。
来るよ,と予報されていた台風21号には,
皆さんはどう対処なさったでしょうか。

雨具の用意や交通ルートの確認,
ご家庭での食事の準備など,
万が一に備えておいででしょう。

コンマ数秒を競うF1レースの世界では,
当初の作戦(プランA)以外に,
レース状況に応じて選択できる「プランB」が用意されます。

受験生の皆さん,受験校は決まりましたか。
「受験校記入用紙」の回収期限は10/14でした。

何人かには再提出をお願いしました。
それは,プランBが曖昧だったり,
そもそもプランAが「?」だったりのため。

日程的にも精神的にも余裕ある今,
「もしも」に備えた計画を立てておきましょう。
来るべき選択の時に,ウジウジせずに済むように。

警報解除

おはようございます。茨木本校2230です。
選挙の小池旋風はイマイチでしたが,
モーレツでしたね,台風21号。

F1アメリカGPの放送が3時過ぎからでして,
寝ずの番の2230でした。
その頃から風は弱まってました。
5:35には強風注意報に。

というわけで,警報は解除になりました。
KECの講座は全て平常どおり実施ですね。

昨日のアシスタントの大学では,
6:30で未解除なら午前中が休講だそうでしたが。
ま,残念でした。

警報発令中

こんにちは。茨木本校2230です。
12:30に暴風警報がこのエリアに発令されました。
 
只今実施中の高3高卒「全統マーク模試」はこのまま強行。
17時から予定しておりました,高2生対象の
「英文法実力判定テスト」は30日まで振替受験できます。

さて,明日です。
暴風警報解除後,3時間後から授業を実施します。
もし10:00に解除になれば,13:00以降の講座は実施ですよ。
ちなみに本日のアシスタント生の通う大学では,
10:00でまだ解除でないなら,終日休講だそうです。
大学いいなあ?なんだかなあ。。。

体育祭

みなさん こんにちは。
9/30(土)に交野4中・2中・1中の体育祭に行ってきました。

交野4中の写真

「この子こんなに笑うんや」「あの子足早いなぁ~」と
いろいろな発見ができて楽しかったですよ。

🌀21号迫る

こんばんは。茨木本校2230です。
だいぶ涼しくなってきましたね。
体調を崩している方が少なからずも。
体調管理もよろしくです。

台風21号が接近中です。
大阪近辺では23日(月)が危なそうです。
 
KECでは毎度おなじみの
「暴風警報(特別警報)」&「3時間前」
のルールで対応します。

念のため確認。
■該当授業開始の3時間前までに暴風警報(特別警報)
が発令している場合,その授業は休講とします。
■授業中に暴風警報が発令された場合,
その授業は打ち切りとします。

例えば,
■授業は17:20開始,14:20に暴風警報が発令中
→この授業は休講です。
■授業は19:00開始,16:00には警報が解除済
→この授業は実施です。

大雨警報では休講になりませんのでご注意ください。

受験生の皆さん,
「台風は進路決まっていいなあ。。。」
なんて羨ましがらないように。

選挙

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。

いよいよ迫ってきた衆議院選挙。
高槻本校は駅近にあるため,各候補の支援者をよく見かけます。
選挙権が18歳からになったせいか,高3生たちも,よくビラを貰ってきています。
前回の参議院選から年齢が引き下げられましたが,高校生の会話の中に選挙の話題が出てくることに,いまだ,よく馴染めないでいる今日この頃です。

特に,私は,高槻本校に赴任して6年目。
赴任した時に入学してきた中1生が,今年,選挙権に行きます。
「あんなに幼かった生徒たちが,もう,選挙に行くのか・・・」と,感慨深いものがあります。

そんなこんなで,生徒が貰ってきたビラを目にする機会が増えています。
10月22日は選挙の日ですが,全統マーク模試実施日でもあります。
マーク模試は朝から夜まで時間を取られるので,管理者の私は,当日,選挙に行くことができません。
そこで,期日前投票をしようと思うのですが,高槻・島本の候補者ばかりに詳しくなって,自分の地元の候補者のことを,いまだ,よく知らないでいる今日この頃です。

国語ができる子どもを育てるために④

みなさん、こんにちは。大和田本校の小林です。
前回更新から時間が空いてしまいました。申し訳ありません。
毎週日曜日に更新をと思っていたのですが、今来月、2ヶ月に渡り日曜日にスペシャル授業をすることになり、ブログの方がおざなりになってしまいました(汗)。

さて、続きです。
前回は「読解の(あるいは国語の)2つの基礎体力」というところまで話が進んでおりました。
今回は読解の(国語の)基礎体力のお話の一つ目です。

小中高校生を問わず、国語が苦手な生徒さんは「この文章、何が書いてあるのか分からへん」といいます。

課題文は作者が考え、選び抜いた「言葉」が紡がれて書かれています。そこから筆者の主張を読み取っていきます。

国語の苦手な子たちは、ここで躓きます。

「主張を読み取れ言われても、そんなん以前に分からん言葉がいっぱいある……

今の子どもたちは圧倒的語彙不足に陥っています。
読書の(あるいは国語の)基礎体力の1つはこの語彙を指します。

活字に触れれば触れるほど、知らない言葉に出会います。
昭和生まれの小林には羨ましい限りですが、今の子どもたちはスマートフォンなりタブレットなりですぐにたいていのことは調べられます(メディアリテラシーについてはここでは措いておきます)。

本を読み、知らない言葉に出会ったらすぐ調べる。
紙辞書を使ってほしいと昭和人の小林は思いますが、それはそれ。
この際そこは大目に見ます。

そうして一つ一つ言葉に出会っていくこと。
この積み重ねが将来の国語力となっていきます。

この語彙の学習ですが一つ、あまり気づかれていない大切なポイントがあります。
それは、その語彙を使って簡単な短文を作ることができるかです。

一つ例を出してみます。
暇(いとま)」を辞書で引くと下記のような意味が出てきます。
1 用事のない時間。ひま。「休む―もない」
2 一時的に休むこと。休暇。「三日ほどのお―を乞う」
3 職務を離れること。辞職。また、解雇。ひま。「雇い主に―を願い出る」
4 離縁。離婚。「妻に―を出す」
5 (多く「おいとまする」の形で用いる)別れて去ること。また、そのあいさつ。辞去。「―を告げる」「そろそろお―しよう」
6 喪に服すること。またそのために出仕しない期間。
「御―になり給ひぬれば、藤壺も夜さり罷 (まか) で給ひ」〈宇津保・国譲上〉
7 ある物事をするのに空けることのできる時間。
「仮名文見給ふるは目の―いりて」〈源・若菜上〉
8 すきま。ひま。
「谷風の吹き上げにたてる玉柳枝の―も見えぬ春かな」〈夫木・三〉

こんなものを覚えようとしたら大変なことになります。
また、伝統的な学習方法では意味をノートに写すということになるでしょうが、それは時間の無駄というものです。

そうではなくて、この「暇」という語を使って簡単な短文を作れるようにする

「ちょっとそれをしているはないなぁ」

意外かもしれませんが、この程度で構いません。
逆にこれ以上高度なものを造ろうとすると、必ず挫折します。
小林は指導する際、言葉の意味ももちろん伝えますが、この簡単な短文を個々人に作らせます。

「忙しくて宿題をするいとまがなかった」(ウソつけ!その暇はあるワイ(笑)!)
「あっ、先生俺も俺も(笑)‼」(せやからウソつけ(笑)‼)
「先生、『おいとまする』はOK?」(おお、それめっちゃええやん♪!)

要は意味を覚えていることが大事なのではなく、使用語彙にまでもっていくことが大切です
仕えない語彙を身に着けていても役に立ちません。日常に使える語彙にすることが大切です。

ほかにも使用語彙を増やす方法があるのですが、それはまた後日に。

とりあえず今日の所は「使える語彙を増やす」。
これが読解の(国語の)基礎体力の重要な要素というところで話を終えたいと思います。

次回、もう一つの基礎体力とは。

10.22大イベント

こんにちは。茨木本校2230です。
来たる10/22(日)のイベントといえば,
高2「英文法実力判定テスト」!
高3高卒「第3回全統マーク模試」!
もう覚悟はできてらっしゃることですよね。

そして,もうひとつ。
「衆院選」なのです。
高3高卒生の有権者諸君,まさか,,,ですよね。
「模試あるし,行けへんし。」…もったいない。
期日前投票制度があります,もう投票できますよ。
 
某サイトによると,1票の値段を次のように算出なさっています。
国家予算×衆議員の任期4年÷有権者数=360万円!
自分の1票の価値,無駄にできません。

受験勉強も大切ですが,
積極的に社会に参画することも社会人にとって重要です。
社会勉強です,選挙権を行使しましょう。