第20回 「高3向け 国公立大学文系志望者向けアドバイス」

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枚方本校の佐々木です。

今日は、高3国公立文系志望者向けアドバイスです。

動画で言っているように、国公立文系はバランス重視です。

動画を撮影した後で、過去の生徒で余裕をもって国公立文系に合格した生徒を思い返してみると、次の2つの共通点があるように思います。

①苦手科目にも嫌がらずに取り組む、または、苦手科目がない。

②広い意味で国語力が高い。

②は国語の得点力という意味ではなく、因果関係をとらえる力や論理的に記述する力という意味です。

①も②も、そういう風に取り組めていない人にとっては、メンタル的にしんどいと思います。
意識して取り組んでみてください。

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第2回 志望校の決まっていない人への「受験生の心構え①」
第3回 志望校が決まっている人への「受験生の心構え②」
第4回 「学習習慣」
第5回 「絶対伸びない数学勉強法」
第6回 「改善策!絶対伸びない数学勉強法」
第7回 「数学への取り組み方」
第8回 「学習計画の立て方」
第9回 「模試の活用法」
第10回 「模試の活用法-模試当日の心構え」
第11回 「模試受験後の復習について」
第12回 「過去問の利用法1/2」
第13回 「過去問の利用法2/2」
第14回 「伸び悩んでいる人へ①」
第15回 「伸び悩んでいる人へ②」
第16回 「伸び悩んでいる人へ③」
第17回 「伸び悩んでいる人へ④」
第17.5回番外編 「KECってこんなところ!」」
第18回 「高1・2向け 国公立大学志望者向けアドバイス」
第19回 「高3向け 国公立大学理系志望者向けアドバイス」

第19回 「高3向け 国公立大学理系志望者向けアドバイス」

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枚方本校の佐々木です。

今日は、高3国公立理系志望者向けアドバイスです。

動画では、

①センターより2次重視

②勉強の配分について(教科間、センターと2次)

③理科の重要性

についてアドバイスしていますが、ここでは特に合格戦略の話をしましょう。
入試に対して戦略的に取り組むことはとても重要です。

③で言っているように、2次試験の科目が英数理の場合、合格確率を高めるには理科で高得点狙いが最重要です。

ただ、質・量ともに英数の方が大変なので、夏までは英数重視にならざるをえません。
夏から理科重視で取り組めるように、英数をはやく入試で戦えるレベルまでもっていくのが重要です。

現実的には、英数が夏までに戦えるレベルになっている人は少数なので、英数に力を入れながら、徐々に理科のウエイトを上げていくことになります。
理科の2次力はセンター後もかなり伸びます。
あせらずに取り組んで下さい。

改めてセンター試験・2次試験の戦略について整理すると、以下のようになります。

センターは少しのマイナスならOK。

過去にセンター70%で阪大工学部に現役合格した生徒を2人教えています。
逆に良くても油断しないことです。

2次試験について。

数は得意でも苦手でも、合格点からマイナスを取らないことを重要視する。(プラスは望まない、プレッシャーをかけるとミスが増える)
英は得意な場合は問題なし、苦手な場合でも合格点から少しのマイナスでとどめる。
理科は狙って高得点を取る。

これが、国公立理系の合格率を高くする作戦です。

みなさん、日頃から意識して勉強に取り組んでみてください。

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第18回 「高1・2向け 国公立大学志望者向けアドバイス」

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枚方本校の佐々木です。

今日は、高1・高2国公立志望者向けアドバイスです。

高校に入学した頃は、KECに通う多くの人が国公立大学を志望していると思います。
ところが、だんだんと現実をわかってきて、私立大志望に変更する人もいます。

みなさんが頑張っていて、
将来のことをいろいろ考えた結果、
私立大志望にするのであればいいのですが、
勉強がしんどくて私立大志望にする人もいるのが残念です。

高3の夏までは、あまり現実的に考えずに、めっちゃ頑張ればいいと思います。
現実を見ないといけないのは高3秋からです。

動画では例によって、アドバイスを3点に絞っています。
①入試問題を見てみよう。
②記述問題ができるように。どのように記述すればよいかは、模試の模範解答を参考に。
③文系は英数国、理系は英数中心で。

特に、記述を意識した勉強は重要です。
みなさんの理想が現実となるように頑張って下さい。

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第17.5回 番外編「KECってこんなところ!」

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枚方本校の佐々木です。

今日は気楽に動画を見て下さい。

KECがどんなところかは動画を見てもらえばいいと思うので、
ここでは佐々木がどんな事を心がけて指導しているかを書きたいと思います。

一言で言うと、生徒くんのみんながより幸せな人生を送れるようにアドバイスをおくることを心がけています。

場合によっては大学入学後や大学卒業後の話をすることもありますが、
予備校なのでどうしても志望校合格が第一の目的になります。

従って、志望校合格のために生徒くん一人一人により的確なアドバイスをおくる努力をします。
そのために、入学テストの段階から、その生徒くんのイメージ作りをします。

イメージは過去の生徒くんに照らし合わせて作り、教えて得られる情報で修正を繰り返します。

・努力をするのは生徒くん自身の役割
・どのように努力すればいいのか、このペースで志望校が合格できるのかを判断するのが佐々木の役割
といった感じです。

真面目に言うとこんな感じですが、
決して厳しく指導しているのではなく、
勉強するのは生徒くんなので、生徒くんのペースで勉強するのをサポートしている感じでしょうか。

また、あわせて私自身も勉強しています。
入試問題の研究は仕事なのでもちろんですが、生徒くんとより円滑にコミュニケーションをとるために、いろいろな情報を収集するようにしています。

みなさん、佐々木にいろいろ教えて下さい。
お返しに少しですが、数学を教えます。

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枚方本校の佐々木です。

今日は、国語力の低い人向けの話です。
ここで言う国語は現代文を指していると思って下さい。

模試などで国語の得点が低いという理由で、必ずしも国語力が低いと言っているのではありません。
国語以外の教科でも問題文の意味がわからないという事が多い人、言われている事や書いてある意味がわからないことが多い人がその対象です。
国語力が低いと他の教科の成績にも影響します。

国語力が低くなっている理由は2つ
一つ目は、語彙力の不足。
二つ目は、きちんと読み取る及びきちんと聞く習慣の不足です。

動画を参考に心がけてみて下さい。

さて、本当は国語力が低いのではないけれど、国語の得点が低くて悩んでいる人、自分は国語が苦手だと思っている人も多いと思います。
私の高校時代も理系キャラだったので、国語は苦手と思っていました。

国語が苦手と思っている人と話をしていて
とても気になるのが、そういう人の多くが現代文の問題解法技術ばかりを求めている事です。

日本語で書かれているので、
きちんと読み取ってきちんと解いていけば、
正解になるのではないでしょうか?
その上で、きちんと読み取るための手法だったり着眼点だったりがあります。

あせらずに
きちんと読み取ってきちんと解けばよいという前提で手法を学習してくれれば・・と思います。

広い意味での国語力はすべての教科の基礎となります。
頑張ってトライして下さい!

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枚方本校の佐々木です。


今日は、勉強が暗記偏重になっている人向けの話です。
勉強は覚えることと思っている人で考える習慣が不足しています。

自分で自覚しにくいと思うので、どんなタイプの人があやしいかと言うと・・

①「単語めっちゃ覚えたけど、長文読めへんねん。」っていう人

②質問に来てくれて、こちら側が根拠を説明したときに、「先生、そしたら、○○を覚えといたらいいですか。」っていう人

などです。

特に、国公立大や関関同立大志望の人は、このままでは合格の可能性はとても低くなるので、改善しないといけません。

改善方法ですが、次の2点。
①○○だから△△のような「因果関係の理解」、「論理的であること」を意識して勉強する。
②知識が増えることによって思考力が改善することがあるので、知識ではライバルに負けないようにめっちゃ勉強する。

大学入試でもそうですが、みんなが大学を卒業して就職すると、状況判断力がさらに重要になります。
学生時代の考える習慣はその後の判断力につながります。
是非、頑張ってみて下さい。

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今日は、勉強が作業になっている人、なんとなく勉強している人、勉強がテキトーな人向けの話です。

このタイプの生徒くんは気の毒な感じで、勉強時間の割に実力が伸びないです。
志望校に合格することは今のままではほとんど無理。
改善しないといけません。

こういうタイプの人に、勉強した範囲を確認して、「今からその範囲でチェックテストを作るわ。」って言うと、だいたいビビります。
自分でも、解けるようになっていないことがわかってるんですね。

アドバイスは、きちんと覚える、自力で解けるように勉強することです。
そのためには、解きなおしの時間をつくる、復習を多くする、解けない問題はチェックして再トライ、なんでそうなるかを考えるor聞く、などなど。

教えていて難しいと思うのは、生徒くんの習慣を変えることなんです。
大人でも習慣のない事はできません。
是非、きちんと実力のつく勉強習慣を身につけるように頑張ってみて下さい。
勉強習慣に関しては、過去の動画も活用してみて下さい。⇒第4回 「学習習慣」

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枚方本校の佐々木です。

今日は、要領が悪いと思っている人、及び、伸び悩んでいると錯覚している人、向けの話です。

勉強の要領が悪いと思っている人は・・・

生徒くんから時々「効率良く勉強するにはどうしたらいいですか?」と聞かれます。
多分、自分では勉強の要領が悪いと思っているからだと思うんです。
その時は、「効率良く勉強しようと思わないように。」と答える事が多いです。

部活をやっている人はわかると思うんですが、やり始めた頃より、時間がたつとうまくなっていきますよね。
勉強もそれと同じです。
だんだんとわかってきて、それに伴い、効率も少し良くなるというのが、ベストです。

さらに付け加えると、1年のうちで何度も「めんどくさい事をちゃんとやらなあかんねん。」と言います。
めんどくさい事とは、例えば英単語を覚える、応用できるように公式の意味を理解する、といった事です。

最初から効率を求めると、実は実力がなかなかつきません。
きちんとした勉強習慣をつけて頑張りましょう。

次に、伸び悩んでいると錯覚している人です。

教えていると、模試の点数にはあらわれなくても、理解力が上がっている、処理能力が上がっていると思える生徒くんは多くいます。
そういう生徒くんは次の模試では結果を出す事が多いですね。

逆に勉強への取り組み方や、授業でのパフォーマンスを見て、「今のままでは伸びない。」とアドバイスする生徒くんもいます。
一般的な言い方をすると、応用力の身につかない勉強の仕方をしている人にそんな風に言っています。

何年もやってきた勉強スタイルを否定される事になりますが、
大学入試はこれまでの入試以上に応用度が高いので、ぜひ改善努力をしていきましょう。

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第13回 「過去問の利用法2/2」

第13回 「過去問の利用法2/2」

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今日の動画は、過去問の利用法の2回目、入試直前期のケースです。

入試直前期に過去問を解く目的は、

①時間配分など、制限時間内で自分の持っている力を最大限発揮する戦略を立てる&実践すること。

②自分の弱点、課題を検出すること。

補足します。

①模試を受けた後で、「時間が足らなかった」とか、「テンパった」とか、解答を見て「この問題、解けたし・・」・・などなど。
そんなふうに思ったことはありませんか?

模試だと、次からはミスしないように・・と思えばいいですが、入試本番でやってしまうと痛いですよね。
そうならないように、「制限時間内のコントロール習慣をつける」という意味です。

②問題ごとの出来不出来によって、例えば熟語が十分覚えられていないとか、気付くことがあると思います。
そのときは、普通の問題集で確認をしましょう。
過去問は単元別や問題タイプ別にはなっていないので、課題の改善のための勉強には適していません。

このように、過去問を解くのは、戦略検討と課題の検出が目的です。
通常の勉強は普通の問題集で行い、過去問を解くのは、1週間から2週間に1回くらいでOK。

また、過去問を解くときは、出来れば得点(配点が不明であれば正答率でもよい)を出して、戦略検討に役立てて下さい。
合格のためには、あと何点くらい取らないといけない、そのためには○○をしないといけない、と考えることはとても重要です。

話は変わりますが、毎年と言っていいくらい、スベリ止めの大学を、過去問を1回も解かずに受験して不合格になる生徒くんがいます。
スベリ止めの大学でも戦略確認は必要です。
注意しましょう。

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今日の動画は、過去問の利用法の1回目、まだ入試まで時間があるケースです。

戦略を立てるために、入試直前期に過去問を解くことは必須です。
従って、この時期に何年分も解いてしまうのは望ましくないですね。
入試直前期のために取っておきましょう。

この時期に過去問を解く目的は次の2点

①自分がまだまだ出来ていないことを自覚する。

②今後の勉強戦略をたてる。

補足しましょう。

①ほとんどの生徒くんは、今、受験したとして合格点をとるレベルにはなっていないでしょう。
それを自覚して真剣に勉強に取り組むことが大事。
そのために、1年分で良いので時間を計って入試本番のつもりで解いてみることです。
得意科目だけでもいいかもしれません。
記述問題では難しいところもあるかと思いますが、できるだけ自己採点をして合格最低点と比較してみて下さい。
ただ私立大学は、教科間格差を解消するために合格点が補正されていることも多いので、注意が必要です。

②試験時間、試験問題レベル、出題傾向などすべてを含めて、入試問題を体感し今後の勉強計画に反映して下さい。
しかし一方では、出題傾向を意識しすぎた勉強をする人は高い確率で不合格になっている印象があります。
英語はどんな問題でも英語ですし、数学はどんな問題でも数学です。
基礎学力はどの大学を受験する上でも重要なので、注意して下さい。

まとめますね。

おすすめの方法は下記。

①1年分、時間を計って真剣に解く(答案を作成する)。
②自己採点。
③合格最低点と比較。
④めっちゃ頑張らないと合格しないと思い、気合いを入れ直す。
⑤④とともに、今後の勉強計画を練り直す。

私は高2と高3の間の春休みに、数学だけ時間を計って過去問を解きましたが、全く歯が立たず、得意の数学でこれでは合格するはずがないと思い、気合いを入れ直した記憶があります。

毎年、これから夏までの頑張りで2段階くらいレベルアップする人がいます。
そうなれるように、計画・実行してみてください。

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