アシスタントは・・・

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
暑い日が続きますね。
我慢してマスクをしています。

先日,中学生から「KECのアシスタントって,かっこいい人とか可愛い人が多いけど,なんで?」との質問を受けました。
「やっぱり,先生がかっこいいから,自然とアシスタントもそうなるのかなぁ?」と答えたところ,なぜか,塾生から大爆笑されました。
※ちなみに,アシスタントは人柄で選んでいます。

容姿は別にして,KECのアシスタントは,塾生の皆さんの味方です。
教室を案内したり,プリントをコピーしたり,質問に答えたり・・・
そういった意味では,塾生から見てかっこいい存在に違いありません。
人柄からにじみ出るかっこよさですね。
こんな楽しいKEC高槻本校の授業を体験してみたい方は,ぜひ,お問い合わせください。

夏期集中講座
小学生・中学生・高校生
受講生募集中!

6月のお知らせ

こんにちは。KECの塾・予備校部門,阪急エリア高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
最近,ブログやフェイスブックの更新に励んでいます。

今はSNSが盛んですが,昔は,通信手段として,ハガキが良く用いられていました。
そのハガキですが,ハガキの木があるのって,ご存じでしょうか。
タラヨウという木です。
その木の葉を傷つけることで,文字が書けるそうです。

という話を聞くと,ちょっとやってみたくなりますね。
残念ながらハガキの木は身近にないので,別のもので代用しましょう。
スーパーで売られているバナナ,その皮にも文字を書くことができます。
つまようじの先などで字を書いてしばらく置くと・・・

10分後

20分後

バナナの皮に含まれる成分が酸化して黒くなるそうです。
少し見にくいですが,塾生の皆さんにお伝えしないといけないメッセージが浮かび上がってきました。
6月11日(木)は休校になります。

さて,KECでは,現在,塾探しをしている小学生・中学生の皆様を対象に2週間無料体験キャンペーンを行っています。
6月は6月11日(木)だけお休みですが,それ以外の日は通常通り授業を行っています。
ぜひ,KECの明るく楽しい熱誠授業を体験してください。

※バナナはスタッフがおいしくいただきました。

定番の質問

こんにちは。KECの塾・予備校部門,阪急エリア高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
数学を担当していて,ときどきある質問が「数学って,役に立つの?
この質問を受けたことがある大人の方も多いのではないでしょうか。
過去,いろんな答え方をしてきました。

1.数学が役に立っている例を挙げる
「測量するのに数学がいるし,経済学だって数学を使うし・・・」

2.隠れた効用を説く
「数学の問題を考えることで,思考力を鍛えるトレーニングに・・・」

3.浪漫を語る
「将来,何が役に立つかわかっている人生って詰まらんやん。いろんなことを勉強しておくことで,未来の選択肢が広がるで・・・」

4.直接的な利益でねじ伏せる
「数学を勉強したら,受験の役に立つやん・・・」

個人的には,3と1を絡めた「意外な所で数学が役に立ってるで・・・」が好きです。
私の体験としては「中1で習った素因数分解が,大学で習った暗号理論に使われていた」ことにビックリしたのですが,これは,わりと有名なネタのよう。
あまりウケがよろしくありません。
そこで,新しいネタとして,最近,こんな話を知りました。

江戸時代のベストセラーの1つに,吉田光由が執筆した「塵劫記」があります。
木の高さを見積もるとか,日常生活に必要な算術を網羅した本。
売れまくったせいか,海賊版もたくさん出たそうです。
そこで,偽造されないように著者は本のイラストに「り」を採用したとのこと。
この多色刷りの技術が,のちに「浮世絵」の発展に繋がったそうです。

・・・よく考えると,「数学が役に立った話」ではないのですが,本の印刷から浮世絵の発展に繋がったなんて,なかなかビックリですね。
世の中,何が繋がっているのか,そう簡単にはわかりません。
さらに,「江戸時代に数学の本が売れまくっていた」というのも,すごい話ですね。
ぜひ,現代の子どもたちにも数学好きになってほしいと思って,日々勉強しています。

小学生・中学生・高校生対象
2週間無料体験キャンペーン実施中!

確率の講座で・・・

こんにちは。KECの塾予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
春期集中講座が始まりました。
みんな勉強に飢えている(?)のか,今年は出席率が高いです。

春期講習では,旧学年の復習と新学年の予習を行います。
新高2の授業では,確率の講座を担当しました。
こんな問題,皆さんは見覚えがあるでしょうか。

AとBが試合をします。Aが勝つ確率は0.6です。
(1) AとBが6試合して,Aが4勝2敗になる確率は?
(2) 先に4勝した方が優勝として,Aが4勝2敗で優勝する確率は?

2つの場合の確率は,似ているようで異なります。
(1)の方は6試合目の勝敗は決まっていませんが,(2)の方は6試合目に必ずAが勝ちます。
6試合目が決まっている分,(2)の方が,パターンが少ないので確率は小さくなります。

ここで野球ファンはお察しだと思うのですが,(2)の問題,「日本シリーズ」で例えることが多いです。
ところが,ここ最近,野球人気が落ちてきたのか,話が通じない場合が増えてきています。
今年の授業では,いよいよ誰にも通じなくなってきました。

ということで,ちょっと計算してみましょう。
昨年の日本シリーズ,1試合目のTV中継の視聴率は8.4%(関東地区)だったそうです。
少し多めに見て日本シリーズに興味のある人の割合が10%とすると,興味のない人は90%。
KECは少人数制の塾なので,私が担当した確率のクラスは9名です。
適当に集まった9人全員が日本シリーズに興味のない確率は,0.9の9乗で0.387420489→約39%。
これなら「全員が知らない」ということもあり得そうな確率です。
かなり乱暴な仮定ですが,計算で確かめてみるのも楽しいですね!

そんな楽しい春期講習ですが,まだまだ始まったばかりです。
昨日(3/26)で1期目が終わりましたが,3/28から2期目のスタート,さらに,3期目,4期目とあります。
後半のみの受講も可能ですので,興味のある方は,ぜひ,お問い合わせください。

春期集中講座
開講中!

そういえば,理科の天体で

こんにちは。KECの塾予備校部門・高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
最近,ニュースを見ると,コロナウイルスの話題で持ちきりですね。
生徒がかからないことを祈るばかりです。
そんな気持ちでニュースを見ていた中学理科担当の私は,ふと思いました。
「コロナって,何?」
中学理科でもコロナは出てくるのですが,皆様,覚えているでしょうか?

・・・そう,中3の天体で出てきます。
太陽を取り巻く高温のガスの層です。
コロナ(corona)はラテン語で「冠(crown)」の意味だそうです。
そういえば,コロナは太陽の周りでとげとげしているように見えます。
冠っぽい気がしますね。

コロナウイルスも,電子顕微鏡で見ると表面に突起があってとげとげしているそうです。
その形態から名づけられたとのこと。
ニュースを見て太陽のコロナを連想したのは,あながち間違いでもなかったようです。
コロナについて調べた結果,授業で使えそうな豆知識が増えました。
月並みな感想ですが,知識は関連させて増やすに限りますね!

・・・そこで,ふと思ったのですが,「月並みの月って,何?」
 
 
 
 ↓
 ↓
 ↓
 
 
 
※天体の月のことではなくて,毎「月」決まって行われる⇒非常にありふれたもの,ということだそうです。

現代文から学ぶ

こんにちは。KECの塾予備校部門・高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
私は数学・理科担当なのですが,学生時代は,どちらかというと現代文の勉強の方が楽しかった思い出があります。

その1つの理由として,現代文の問題を読むと「知らないことをいろいろ学べる」というのがあります。
本を読むのは好きなのですが,自分が興味のある分野に偏りがちです。
その点,現代文の問題集を解くと,いろんな分野の話を強制的に読まされるので勉強になります。

そんな現代文好きな私なのですが,おかげさま(?)で,妻が国語の先生です。
2人で,こんな会話をしたことがあります。
数学・理科担当の私が得意げに語っていたのですが・・・

「昔の理系の学者って,絵を描く能力が必須やったらしいで。
観察した生物や岩石などをスケッチする必要があるし。
絵が苦手な僕には,絶対無理やな・・・」

「あっ,その話,聞いたことある。」

「え,どこで?」

「KECの現代文の短期教材にあったよ。」

こんな感じで,現代文の問題を通じて知識は広がっていきます。
国語の読解問題を通じて,いろんな分野を学んでいくのは楽しいですよ!
塾では,いろんな読解問題にチャレンジできます。
ぜひ一度,体験してみてください。
ところで,冬期講習で私大現代文を受講した皆さんも,科学者がスケッチをする話,ご存じですよね?
冬に学んだ知識(?)を生かして,志望校合格を勝ち取ってください!

2週間無料体験実施中!
新小5,新小6,新中2,新中3,新高2,新高3対象

恒例のクイズ

こんにちは。KECの塾予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
高2の数学の授業で「指数・対数」の説明をするとき,よくする話があります。

私が中学生の頃,同級生とクイズを出し合うのが流行りました。
そこで私が用意したクイズが,

1,2,3の3つの数字を1つずつ使ってできる最大の数は,何でしょうか?

というものでした。
もちろん,答えは321ではありません。
正解は…



3^21(3の21乗)です。

このクイズを出したとき,同級生の1人から疑問を投げかけられました。
「ひょっとして,2^31(2の31乗)の方が大きいのではないか?」

中学生だった私は地道に計算してみたのですが,ちょいちょい間違えてしまうので,どちらが正しいのか,なかなかわかりませんでした。
そんな困っていた私を助けてくれたのが,高校で習う対数です。
対数を使うことによって,3^21と2^31のどちらが大きいのか,簡単に比べることができるようになりました…

という話,KECのブログが旧バージョンだった頃からしています。
では,毎年,同じ話をしているのかというと,実は,違います。
同じ話を毎年すると,私も飽きてしまいます。
最近の授業では,3の21乗の続きで別のクイズを用意しました。

5を3つ使ってできる最大の数は,何でしょうか?

こう聞くと,生徒は,たいてい5^55(5の55乗)と答えます。
ところが,実はもっと大きい数を作れます。
正解は…



5^(5^5)でした。
5^5=3125なので,5^(5^5)=5^3125。
5^55よりはるかに大きい数を作れます。

さらに,クイズは続きます。

では,2を3つ使ってできる最大の数は,何でしょうか?

話の流れ的に,塾生は「2^(2^2)」と答えるのですが,これは,もちろん正解ではありません。
正解は…



2^22でした。
2^(2^2)=2^4なので,それより2^22の方が大きくなります。
冷静に計算したらわかるのですが,意外にノリで間違えてしまいます。
きちんと確認する癖をつけなければなりません。

ということで,授業は盛り上がったのですが,よく考えると,旧ブログの頃よりも,クイズの時間が長くなっています。
これ以上クイズを増やすと授業に支障をきたすので,別の方向でネタのブラッシュアップを図らなければなりません。
話を上乗せすると長くなるのは,今回のブログでも明らかです。

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
久しぶりの更新でこんなことをいうのも藪から棒ですが,私は絵をかくのが苦手です。
ただ,その割に授業中に黒板に絵をかくことが多く,たいてい,棒人間になります。
例えば,速さの問題を説明するとき,棒人間を走らせます。

たまに,関節の具合を間違って,陽気な(?)棒人間になることもあります。

算数の旅人算の問題では,こんな感じで向かい合う2人の絵をかいて説明しています。

棒人間ばかりだと飽きてくるので,棒犬(?)をかくこともあります。
なかなか不気味です。
絵が苦手な人間が陥りがちな失敗をしています。

いろいろ問題点はあるのですが,特に前足が問題です。
関節の具合がおかしくなっています。
前足と後足は同じ曲がり方ではありません
例えば,四つん這いになった棒人間はこんな感じではないでしょうか。

腕の関節の曲がり方を参考にして犬の絵をかき替えるとこんな感じです。
ちょっとマシになります。

さらに調べてみると,犬って,常に「つま先立ち」しているような状態なんだそうです。
そこで,肘,手首,指と関節を増やしてかくと,さらに犬らしくなります。

こんな感じで,絵をかくことで,その対象を詳しく知ることができます。
ということで,KECではノートに図をかくように指導しています。

三原色

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
前回のブログでは,赤・青・黄の衣装で張り切ってしまいました。
赤,青,黄といえば,私が子どもの頃は,これらを「三原色」と習った気がするのですが,調べてみると,そうではないようです。

そもそも色の混ぜ方がいろいろあるようで,光のように混ぜると白くなる混色を加法混合,絵の具のように混ぜると黒くなる混色を減法混合というそうです。
加法混合の三原色は「赤・緑・青」,減法混合の三原色は「シアン・マゼンダ・イエロー」とのこと。
例えば,加法の三原色の「赤・緑・青」をコマの表面に塗って回転させると,色が混ざって白っぽく見えるそうです。

・・・で,やってみました。


 
たしかに白っぽく見えます。

撮影場所は,高槻本校の事務所です。
事務所でコマを回していたら生徒に怪しまれましたが,事情を説明して一緒に観察すると感心されました。
夏期集中講座の前の時期なので,授業体験にくる生徒も多いのですが,彼らも一緒に喜んでくれて良かったです。
ちなみに,三原色ではなく,虹の七色を円盤に塗ったものを「ニュートンの円盤」というそうです。
興味のある方は,ぜひ,作って体験してみてください。

夏期集中講座(小4~高3・高卒)
受講生募集中!

屋根の上

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
先日,小学生の女の子が,授業前に大騒ぎしていました。
何ごとかと聞いたところ・・・

歯が抜けたそうです。

子どもの歯が抜けるといえば,そうです。
抜けた歯を,屋根に上に投げるのが日本の伝統のはず。
「屋根の上に投げてみようか!」と生徒に声を掛けました。

KEC高槻本校は,こんな構造です。
私としては
「屋根の上に歯を投げよう・・・」→「屋根の上って,届かへんやん!」
という反応を期待していました。
ところが,案に相違して,あまり反応がありません。
「抜けた歯って,投げないの?」と生徒に聞いたところ,「投げない」とのことでした。

日本歯科医師会のサイトを見ると「抜けた上の乳歯を床下へ,下の乳歯は屋根の上に投げれば永久歯がちゃんと生えてくる」との言い伝えが紹介されていました。
私は,抜けた乳歯なら何でも投げるものだと思っていたのですが,そうでも無いようです。
生徒の反応を見ると,そもそも“投げる”という発想が無いようでした。

かくいう私も,実は,歯を投げたことがありません。
小さい頃から高層団地住まいだった私は,歯が抜けるたびにこう思っていました。
「抜けた歯を屋根の上に投げるって・・・ 届かへんやん!」

「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものです。
私も別の意味で歯を抜く(?)年齢になったのですが,子どもの頃と同じボケを繰り返しています。
子どもの頃に身についた習慣は,一生ものです。
学習習慣を身につけたい方は,ぜひ,KECにお問い合わせください。